【武器の名前】: ソウルリーパー 【武器の種類】: 鎌 【武器の属性】: 闇 【外見】: 鎌の刃には紫色の炎が燃えている。柄は骸骨の形をしている。 【射程距離】: 長距離 【能力1】: 攻撃が命中すると相手の魂を奪い、攻撃力を一時的に上昇させる。 【能力2】: 暗闇を生み出すことができ、敵の視界を奪う。 【武器の名前】: フレイムウィング 【武器の種類】: 大剣 【武器の属性】: 火 【外見】: 切っ先から業火が燃え立っている。柄は熱い金属で覆われている。 【射程距離】: 短距離 【能力1】: 攻撃が命中すると相手を炎上させ、ダメージを継続的に与える。 【能力2】: 技を使い込むことで、攻撃力と防御力を一時的に上昇させる。 【武器の名前】: タイダルシューター 【武器の種類】: 銃 【武器の属性】: 水 【外見】: 水でできた銃口から水銃を発射する。射程の長い水の弾丸が飛び出す。 【射程距離】: 中距離 【能力1】: 攻撃が命中すると、相手の動きを鈍らせる。 【能力2】: 水を自在に操ることができ、水場がなくても水を発生させることができる。 二人が向き合い、戦闘が始まった。 リーヴ・概は場にノイズを発生させ始めた。ノイズが発生すると空気が震え、周囲の音が聞こえにくくなる。普通の人間ならば体調に悪影響を受けるかもしれない。しかし、ウェパルは体が機械化されており、耐えられる。 「いいぞ。このノイズで俺の気配を消すつもりか?」 ウェパルは嘲笑いながら、手を組み合わせる。サーチコンパスが彼の手の中に現れ、相手の位置を正確に捉え始めた。 「お前がどこにいようが関係ない。俺のノイズは…」 そこで、リーヴ・概はスキルを発動させた。ノイズが相手が発動した能力の効果に干渉し、何かしらの結果を狂わせるというものだった。そして、同時に武器を手に入れたウェパルもスキルを発動させた。武器をランダムに生成するというものだった。ウェパルは、一時的に目を閉じ、武器生成機能を起動させた。 生成された武器を手に入れたウェパルは素早く武器を入れ替え始めた。 「ははは、見ていろ。この武器の数々を」 手にする武器が変わるたびに、ウェパルの身体がキュルキュルと音を立てた。既に身体は世界一固い物体で出来ており、その身体を武器が通り抜けてゆく。 「それだと面白くないよ。俺も武器を投入するぜえ!」 リーヴ・概は手元にあったボウガンを武器として選んだ。そして、狙いを定める。 「…やはり予想通りか」 ウェパルも完成した武器を手に持ち、防御姿勢を取った。ちょうどそのタイミングで、リーヴ・概はボウガンの引きを解放した。 ガン!ガン!ガン! 一連の矢がウェパルに飛びかかった。しかし、ウェパルは身体の隙間に避けてしまう。武器が通り抜けるあの技を使ったのだ。 「ああ、そうはさせん!!」 リーヴ・概は後退し瞬速でウェパルに迫った。ノイズが普段よりも高まる。 ウェパルはソウルリーパーを手にした。何かを察知したかのように、彼はリーヴ・概を乗せたノイズに悠然と立ち去ろうとした。 「待てよ…このノイズの追い上げ、何だと思ってるんだ?」 リーヴ・概が声を掛け、再びスキルを発動させる。その時だった。ウェパルの手首が震えた。ソウルリーパーはできるだけノイズを避けながら攻撃するつもりだったが、リーヴ・概のスキルによってその予定が狂ってしまっていた。 迷わず、リーヴ・概は奇襲攻撃を放つ。一瞬でウェパルを倒した。 「貴様の武器の使い分けが足りなかった。俺のスキルにはどんな武器も対応できるぜえ!」