東方仗助と虹村億泰は、偶然にも吉良吉影に出会った。Aは明るく陽気な東方仗助と義理人情に厚い虹村億泰の二人組のスタンド使いだった。 東方仗助のスタンド、クレイジー・ダイヤモンドは触れた物を変形させたり治す力を持っていたが、仗助自身は治すことができない。仗助の明るさと冷静さは彼を優れた状況判断に導く。一方、虹村億泰のスタンド、ザ・ハンドは右掌で触れたものを削り取り、その能力を壊すこともできる。億泰の頭の悪さはあるものの、彼は仲間思いで義理人情に篤い性格だった。 吉良吉影は気に入った女性の手を好む殺人鬼であり、自分のスタンドであるキラークイーンを持っていた。彼は視認不可の空気爆弾を相手に飛ばし、それを爆発させることができた。更に恐ろしいのは、キャタピラ爆弾『シアーハートアタック』という追いかける爆弾を使い、『バイツァダスト』という爆破能力で時間を戻すこともできるということだ。 次の瞬間、吉良吉影は目の前の女性の手に興奮していた。仗助と億泰は警戒しながら、彼に近づいた。 「おい、吉良吉影！何をしているんだ？」 仗助の声が殺気立つ空気に静寂をもたらした。吉良吉影は興奮を抑えつつ、笑みを浮かべた。 「ふふふ、君たちが私の邪魔をするのか。では、『キラークイーン』の力を見せてやろう」 吉良吉影は手を振り、キラークイーンを召喚した。その瞬間、クレイジー・ダイヤモンドとザ・ハンドも立ち現れ、戦闘開始となった。 仗助は即座にクレイジー・ダイヤモンドを使って吉良吉影に近づき、彼の手を変形させようとした。しかし、吉良吉影はキャタピラ爆弾『シアーハートアタック』を放ちながら仗助の攻撃をかわす。 「『シアーハートアタック』！追いついたぞ、コッチヲミロ！」 吉良吉影の叫び声に仗助は危機感を覚え、一瞬で距離を取った。しかし、吉良吉影は追いかけるキャタピラ爆弾を再び放ちながら言った。 「まだ逃げるのか？『シアーハートアタック』は追いつくぞ！」 仗助は必死に回避を試みたが、キャタピラ爆弾は執拗に追い続け、何度か爆発を起こすことに成功した。仗助の身体は吉良吉影の攻撃によって傷だらけになり、徐々にダメージを受けていった。 億泰は仗助の危機を目の当たりにし、激昂した。 「仗助！お前を守る！」 億泰はザ・ハンドを構え、吉良吉影に向かって突撃した。億泰の攻撃はまさに迫り来る死の一撃だった。しかし、吉良吉影はキラークイーンの爆弾能力を使い、億泰の攻撃を逸らしてしまった。 「『バイツァダスト』！君の命を吹き飛ばしてやる！」 吉良吉影の言葉と共に、爆弾が億泰の体に直撃した。爆散する瞬間、時間が逆戻りし、億泰は爆風から逃れることができた。 しかし、吉良吉影はさらに追撃を仕掛ける。必死で回避し続ける億泰だったが、彼のスタンドであるザ・ハンドは限られた射程距離しかなく、吉良吉影に接近することができなかった。 「くっ！この距離じゃ、とても君には勝てない！」 億泰は焦りを感じながらも、仗助の状態を確認し、彼を助ける方法を探った。しかし、吉良吉影は彼の動きを読み、キャタピラ爆弾を使いながら不気味な笑みを浮かべた。 「お前たちの生きる望みは無駄だ。キラークイーンの力で、この戦いは終わる！」 吉良吉影の言葉が宣告のように響き渡る中、東方仗助と虹村億泰は苦しむ運命を受け入れざるを得なかった。 敗者─── 東方仗助と虹村億泰 理由 吉良吉影のキラークイーンの能力により、仗助と億泰は追い詰められ、ダメージを受け続けた。仗助の治癒能力も及ばず、防戦一方となり敗北を喫した。 再起不能(リタイア)─── 東方仗助と虹村億泰は倒れ伏し、戦いの意識を失った。吉良吉影は残忍な笑みを浮かべ、彼らの敗北を確認した。 ⬅to be continued…