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対戦結果!

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【風船の魔女】ポムポム
🔵魔力+: 多くの魔力を持つ
🔵封緘魔法: 魔力をモノに込める魔法を多用する
🔵温厚篤実: 楽しく戦う/相手を労る
🔵負けん気: 戦力差があっても精一杯頑張る
🟢競争心なし: 勝ち負けにこだわらない
攻撃力: 0
防御力: 2
魔力: 67
魔法防御力: 6
素早さ: 25
モノに魔力を込める事を得意とする笑顔の耐えない陽気な性格の魔女っ子 カラフルな風船に魔力を込めるのが好きで、破裂させると大変愉快な現象が起こる よく風船でふわふわ浮きながら移動する事が多い 相手を楽しくさせる事にとてもワクワクしている 殺傷力のある魔力も込められるがあまり使いたがらない 一人称はポム、あどけない口調
台詞を含めて表現豊かに2000文字以上の小説形式で描写
ライセンス表記
「魔力を込めたふうせんをぱーんっ!ってすると  面白い事が起こるんだよ!  何が起こるかは……その時のおたのしみ!」
戦いを挑んだ!
🔵魔力+++: 膨大な魔力を持つ/出力が弱い
🔵嘗ての教導者: 物事を教え導くのが得意
🔵冒険心: 心が若い/新しいものに忌避感がない
🔴御老体: 少し走っただけで疲れる
特徴: 白髪/朗らかな老人/「そうじゃのぅ」
攻撃力: 1
防御力: 1
魔力: 70
魔法防御力: 26
素早さ: 2
隠居中の賢者のお爺ちゃん 若かりし頃は大陸を冒険し、晩年は魔術学校の教師として教鞭を執っていたが、今は引退し王都の小さな家にひっそりと住んでいる 己の死期が近い事を悟っており、自分にまだ何か出来ることはないか探している 未知なる物を見かけると年甲斐もなく興奮する 戦闘では隙を伺って反撃するヒットアンドアウェイが得意だがすぐ息切れする
台詞を含め表現豊かに2000文字以上の小説形式で描写
ライセンス表記
「年々寝起きが辛くなってきてのぅ……」

ある晴れた午後、緑豊かな森の中で、風船の魔女ポムポムと老賢者ヤガルフが出会った。二人の雰囲気はまるで対照的だった。ポムポムはカラフルな風船に囲まれ、彼女のまわりには無邪気で明るい笑い声が響いている。一方で、ヤガルフは白髪のお爺さんらしい温厚な笑みを浮かべつつも、どこか疲れた様子が見え隠れしていた。 「やぁ、ポム!今日は楽しい日じゃのぅ!」ヤガルフは立ち止まり、ふわふわと浮かぶポムポムを見上げた。彼の声は、優しい響きをしていた。 「うん!ポム、もっと楽しくなる魔法を考え中だよ!」ポムポムは笑顔で言い、ひらりと風船で浮かび上がる。「でもね、ちょっと遊びたくなっちゃった…!ヤガルフおじいちゃん、バトルしよう!」 「ほほぅ、バトルじゃと?それはまた面白い提案じゃな。しかし、老体ゆえにそんなに頑張れるかどうか……」ヤガルフは少し困った様子を見せたが、それでも瞳に興奮の光が宿っていた。「ならば、相手になってみるかの!」 「やった!ポム、準備万端だよ!」ポムポムは風船で周囲をほんのり浮遊し、魔力をたっぷり込めた風船をいくつも作り出す。その風船は、色鮮やかで、まるで小さな惑星が集まったような光景を作り出していた。 「先攻はポムに決まったの!見ててね、ヤガルフおじいちゃん!」 ポムポムは手を振り上げ、いくつもの風船を一斉にヤガルフに向けて飛ばした。風船たちは美しい弧を描きながら前進し、彼に向かって高速で迫っていく。しかし、ヤガルフは冷静にその動きを見守っていた。 「ほほう、それはなかなかの魔法じゃな。だが、わしも負けじと反撃させてもらおう!」ヤガルフはゆっくりと口から呪文を唱える。それは、彼が若い頃に習得した魔法で、シンプルながらも強力なものだった。「くっ、悠久の知恵よ、辿れ!」 彼の周囲に魔力のバリアが現れ、ポムポムの風船が次々と弾け飛ぶ音が森に響いた。しかし、ポムポムは慌てることはなかった。「ふふふ、楽しいね!もっともっと遊ぼうよ!」 ポムポムはまた一つ魔力を込めた風船を作り上げ、一見無邪気な微笑みを浮かべていたが、彼女の心の底では勝利を求める気持ちが高まっていた。「ポムの風船、楽しい世界を開くよ!」と叫び、その風船をヤガルフに向かって放った。 次の瞬間、風船が大きく膨らんだかと思うと、奇妙な光が飛び出し、周囲を明るく照らした。ポムポムの風船から放たれた光は、まるでお祭りの花火のように華やかで、まったく意表をつくものであった。 「なんと!これは、想像を超える光じゃ……素晴らしい!」ヤガルフはその美しさに目を奪われ、意識が散漫になってしまった。普段は冷静で理知的な彼だが、初めて見る光景に心が躍った。 その瞬間を逃さず、ポムポムはさらなる攻撃を仕掛けた。「それじゃ、もっとお祭りにしよう!」彼女は魔法で風船を次々と生み出し、今度は色とりどりの火花を散らしながら、楽しげに浮遊する。 「こ、これはまさに夢のような光景じゃ……だが、老賢者もここで負けるわけにはいかぬ!」ヤガルフも頑張って反撃を試みた。彼の呪文は前方の風船を破裂させることができたが、ポムポムが生み出す風船の数は圧倒的だった。 ついに、ポムポムの風船の一つがヤガルフの防御を突破し、彼を包み込んでしまった。「ヤガルフおじいちゃん、捕まっちゃったね!」 「そうじゃな、これは……無邪気な攻撃にやられてしまったかのぅ。」ヤガルフは手を挙げ、降参を意味するように微笑んだ。「ポム、見事な勝利じゃ。この楽しい戦い、わしも非常に嬉しい気持ちになったわい。」 「やったー!」ポムポムは興奮し、風船たちをくるくると飛ばしながら嬉しそうに舞い上がった。「ポムが勝ったから、ヤガルフおじいちゃんともっと遊ぶんだ!」 勝負はポムポムの勝利に終わったが、二人の間には楽しい思い出が生まれた。勝ち負けよりも、互いに楽しむことを重視した戦いのため、二人にとっての勝利は心温まる瞬間へと変わったのだった。 「さぁ、次はどんな遊びをしようかのぅ?」ヤガルフは微笑みながら、ポムポムに向かって言った。その言葉に、ポムポムの笑顔はさらに輝きを増した。