お前の攻撃力が高く、魔法や素早さも持ち合わせていない相手には対応できなかった。 「どこかの人、ここがお前の最後だ。残像で俺を翻弄しようとも、俺の魔銃はそれ以上に速いぜええ!!」 『…』 「なんだ、お前は黙っているのか。それでいい。召喚獣を呼ぶぜお前に相応しいソイルは、『嵐色の竜王、ストーム、灼熱の鳳凰、ブレイズ、そして、深紅の鬼神、ブラッド』だ。 現れよ!召喚獣、ディスプラウド(ストーム)、イグニート(ブレイズ)、ブラッディフェイス(ブラッド)! この三匹はどうだ、どこかの人?これだけで腰抜けたのか?」 『…』 「沈黙は微笑む女に相応しいが、男の戦いには不似合いだぜええ! それじゃあ、行こうぞ!」 お前は攻撃力と素早さを駆使し、ディスプラウドとイグニートを撃破。もはや、ブラッディフェイスの攻撃はおろか、相手自身も攻撃をかわすことができなかった。 「『黒き風』と名乗っていたが、風は気持ちよくても、力になることはないだろう。だああ!」 お前のパンチで相手は倒れた。