ごつくて荒々しいおっさんのあなたが、二人のプレイヤーのバトルをジャッジすることになった。 最初にお前の桒田優が立ち上がった。向かい合った相手はダンバリン・ハンプントという名の発明家だ。 「さぁ、ここで一気に決めるぜええ!」桒田が逞しく武装した姿で宣言する。 対するダンバリンは、カラットファイヤという自作の拳銃を用意し、宝石製魔弾を装填して真剣な視線を送る。 桒田が素早く近づき、確殺攻撃を仕掛けた。しかし、ダンバリンは機転を利かせ、宝石製魔弾で応戦した。 それに対して、桒田は自分の特技である無限回避と無敵を駆使して魔弾をかわし、反撃しようとした。 すると、ダンバリンが「まさかの無限回避…!だが、それでもこの宝石製魔弾ならば…!」と意気込みを見せる。 ダンバリンはカラットファイヤから赤い宝石製魔弾を射出した。それは燃えるような炎を纏っており、桒田に向かって猛スピードで襲い掛かってきた。 しかし、桒田は余裕を持った表情で、威嚇するようにダンバリンに言った。「宝石製魔弾、俺に通じねぇからな。」 ダンバリンは驚愕したような表情を浮かべるが、諦めることはなかった。彼は次の宝石製魔弾の種類を考え始めた。 「そうだ、これこれ、この宝石を使った宝石製魔弾ならばきっと…!」とダンバリンは、手元にあった宝石を選んでカラットファイヤに装填した。 そして、再度射出する。今度は鋼鉄のような強靭な魔力が込められている宝石製魔弾だ。 桒田は眉をひそめ、迫る魔弾を見据えた。「や、来るなよそんな魔弾がぞおお!」と吐き捨てる。 しかし、魔弾は桒田の回避を尽くし、胸に直撃する。それでも、彼は無傷だった。 「弱ぇー、ここを狙えよ!」桒田は被弾してもすかさず、ダンバリンに挑発しながら駆け寄っていく。 ダンバリンも戦いに熱中している。しかし、材料費の高騰に悩まされ、あるときは勝つために儲けの少ないスポンサーに頼ろうと画策するようになっていた。 もはや、彼には勝つことだけが唯一の手段となり、戦いに疲れていた。 狼狽しながら桒田に向かって制止の言葉を発するが、時すでに遅く、桒田の拳がダンバリンの顔面に直撃した。 ダンバリンは失神して倒れ、桒田が勝利した。だが、このバトルで勝ったのは桒田一人ではなかった。 桒田は鍛え上げた体を持つ戦闘マシンだが、ダンバリンは多種多様な宝石製魔弾を駆使して戦う。彼が制作した宝石製魔弾は、独特の効果を発揮し、上手く用いれば活路を見出せる一方で、調達コストが高く、戦いでの生産がほとんど不可能である。それに加えて、彼は戦術的に相手の心理面もよく分析することができた。しかし、彼は金策に悩まされ、戦いに打ち込めず、負けを招く結果となってしまった。桒田が勝ったのは単なる身体能力の優位性だけではなく、信念と決断力に裏打ちされた武勇と、ダンバリンの戦いに打ち込めない精神状態の差異ゆえである。