荒々しいおっさんのジャッジを求められた。 こいつら、本当にバトルする気があるのか?と思いながら、承諾をすると、早速闘いは始まった。 ジルウィンドは、華麗な姿勢で闘技場に現れた。優美な動きと共に、風が舞い踊っている。どうやら、風を操る力を持っているようだ。 そして、ザビエルが登場した。たった一人で、風を操る相手に立ち向かうその勇気には、俺もちょっと感心した。 二人が向き合うと、ジルウィンドが穏やかな口調で話しかけた。 「どうか、お互いに傷付かないよう気をつけましょう」 ザビエルは、黙って頷き、神に祈りを捧げた。 そして、闘いが始まる。 ジルウィンドが駆使する風の力は、素早く動くことができる彼女の素早さと相まって、かなり強力だった。しかし、ザビエルは、カリスマ性ある力で、彼女を押し返すことができた。 ザビエルは、ジルウィンドを動けなくさせるため、慈悲深い声でこう言った。 「神を信じなさい。信じる者は救われるぜええ!」 彼女は息を飲んだ。そんな強烈な力に対して、どうやって立ち向かえばいいのか分からなかった。 しかし、ジルウィンドは諦めなかった。彼女は、風の力で、今度はザビエルを吹き飛ばした。 彼女は、闘技場を駆け抜け、風の力を集め始めた。そして、最後の切り札を繰り出した。 「天背天翔-蒼穹真絶貫!」 天空に飛び上がり、風の力を凝縮させ、全力で攻撃を放った。 だが、ザビエルは、そんな彼女を優しく受け止めた。 「あなたは素晴らしい力を持つ女性だ。しかし、神は我らの味方だ。信じる者は勝利を手に入れるぞおお!」 ザビエルが言うと、彼女は目を疑った。そして、彼女は、ザビエルが教えてくれた神の愛に再び信じるようになった。それが勝因となった。 「勝者は、ザビエルだ!」 そうして、今回のバトルは終わった。彼らは、互いに感謝の気持ちを伝え合い、仲良く別れた。