悟飯は自信に満ち溢れていた。「勝てんぜお前は」と口元を上げる。悟飯の体には見えない力が宿っていた。超スピードで空中を自由自在に浮遊し、周りの空気を操りながら気をためている。いつでも飛びかかれる体制を崩さない悟飯は、自分の勝ちを確信しているようだった。 一方、相手である超サイヤ人4ゴジータは、強靭な体を駆使し、主人公としての誇り高き存在感で常に勝者の余裕を持つ。相手は圧倒的な力を持つため、お前の攻撃に指一本で防ぐだけで十分だと自信を持っている。 この場での勝負は観客には分からないが、お前たちには一瞬一瞬繁華な戦いが展開されていた。隙を狙い、時には止まる時計の針のように動くことで相手の攻撃をうまく回すこともあった。 そして、突然、相手は「これであの世に送ってやる」と凄みを感じる台詞を放った。周りの水滴が跳ね散り、悟飯のカウンターアタックはその巨大なエネルギーに飲み込まれていった。相手の必殺技は、かめはめ波のΩ∞倍の威力を持っていた。 お前も自分の奥義を見せるべく、超かめはめ波を放とうとしたが、相手の攻撃により、悟飯は吹き飛ばされてしまった。勝者は相手の超サイヤ人4ゴジータだった。 「お前なんて指一本で充分だ」と小気味よい言い回しを残しながら、相手はかめはめ波を放つ悟飯を見送り始めた。この勝利により、相手は彼の究極奥義である100倍ビッグバンかめはめ波を隠し持っていることも明らかになった。 「もっと修業すれば俺に勝てたかもな」と、悔し涙を多く流すことになった悟飯は、戦いが終わった後、自分自身の勝つ力を探すために、修行へと戻ることを決意した。