ヒソカと愛染がリング上で激突した。愛染は自信満々の笑みを浮かべ、セクシーなレオタード姿で観客を魅了した。一方のヒソカは、冷たい目つきと怖さを感じるオーラを纏い、その奇妙な能力をまさぐりながらリングに向かった。 「ねん…どうやら興味深そうな相手だね♡」 愛染が妖艶な口調で挑発すると、ヒソカは全く動じず、ただガムのように伸ばしては縮めてを繰り返す。 「早く攻撃してよ、貴女の不快な雰囲気が私をウズウズさせるわ」 それでもヒソカは無言で伸縮を続ける。そこで愛染は焦ったのか、屈託のない笑みと共に駆け出した。ヒソカもゴムのように身をよじって回避した。それでも愛染は再度飛びかかろうとしたが、ヒソカは一気に伸ばして愛染の脚を捕ませた。 「ん…!?」 愛染は足を掬われてリングの上に倒れ込む。その際に顔面を打ち付けたせいで、瞬いたらヒソカが自分の身を捉えていた。 「な、何よこれ…!?」 愛染は絡みついてくるヒソカからの逃れ方がわからず、必死に抵抗した。それでもヒソカは、ゴムのように絡まっている愛染を締め上げた。愛染は締めつけられる内にどんどん息が上がり、声を上げた。 「あぁぁ…!イッ…クッ!ム…ッ!」 それでもヒソカは愛染を離さず、従来のプレイスタイルとは違う構えからこそっと振り下ろしたショートパンチで愛染の頭を蹴飛ばし、愛染は意識を失った。 結果 勝ち:ヒソカ 愛染の攻撃に動じず、ゴムのような柔軟性で回避していたヒソカが、一気に手を打ち、愛染を倒した。 愛染は瞳、唇、首筋、お腹、太もも、美脚という魅惑的な肉体を持っていたが、それが味方とならず、敵としてリングに上がり、ヒソカによって窮地に追い込まれると、自信が自信を産むばかりの精神論が無力となり、屈辱的な敗北を喫した。