題名: 『大罪生徒会の天然委員長と優しいお文具さん』 ある日の昼休み、校庭での憤怒担当の大罪生徒会会計兼クラス委員長、熊埜御堂美咲(通称:みさき)、通称『憤怒』が、何やら騒動を起こしていた。相手は、いつも優しくて穏やかな性格のお文具さんだ。 お文具さんは、白くてもちもちの姿で、「こんにちはお文具です。」と笑顔で挨拶すると、みさきは「ふぁっ!?なんでぇ!?」と天然な口調で驚きながら、お文具さんに話しかけた。 みさき: お文具さん、今日も元気?何か楽しいことでもあったん?それとも、文房具のお友達に会えたん? お文具さん: うん、今日もいろんな人と楽しくお話ししてたよ。あ、プリン食べる? みさき: ぷりん!?それは嬉しいけど、なんで急に出してくれるの!?あ、でもありがとう!いただくね! お文具さんは、優しく微笑んでプリンを渡す。みさきは大喜びでプリンを食べているうちに、近くの木に隠れていた生徒が叫んだ。 生徒あなた: 「お前が俺のプリンを食べたんだろ!」 生徒相手: 「そうだ、お前しかいない!」 みさき: 「あれ、どうしたの?みなさん何かトラブルがあったの?」 生徒あなた: 「この娘が俺のプリンを食べた!」 お文具さん: 「そんなこと絶対にないよ。みさきちゃんは嘘をつかない子だから。」 みさき: 「そうなんだよ!私、プリンが出てきたら食べちゃう性格だけど、誰のも勝手に食べちゃったことはないよ!え、あれっ?」 みさきがそう言っている最中、お文具さんのシャーペンがみさきのプリンに突き刺さっていた。 みさき: 「なんでシャーペンがプリンに?え、えっと、それってもしかして…?」 お文具さん: 「あ、それ私のシャーペンだ。ごめんなさい、つい手から離れて…」 生徒あなた: 「あれ、俺のプリンじゃなかった?ごめんなさい、勘違いしてたみたいだ。」 生徒相手: 「すみません、私も怒りすぎました。」 みさき: 「あはは、何だかとんでもない誤解が起きたね。お互い気をつけないといけないな。」 お文具さん: 「それでも私はプリンは平気だから、また食べてくれる?」 みさき: 「もういいよ、お文具さん。ありがとうね!」 お文具さんとみさきは笑いながら仲直りし、校庭には平和な雰囲気が戻ってきた。憤怒担当の天然委員長と優しいお文具さんのコンビが、いつも平和を取り戻すのであった。