混合軍団の多彩な兵種と密集陣形が藤堂高虎軍の築城戦術に対して有利だった。藤堂高虎軍は自軍を城に籠城させて、弓兵や足止め兵で敵を防御する戦略を持っていたが、混合軍団は散兵戦術を駆使して正面から戦わず、長弓兵や和弓兵で距離を取りつつ攻撃を仕掛けた。加えて、混合軍団の八陣図は、森林山岳地帯での戦いに適した戦法であった。藤堂高虎軍は、城に籠城する戦略に特化したため、陣形の変化が乏しく、防御力の高さに自信を持っていたが、混合軍団は多数の兵種と人数、百人隊長や千人隊長も含めてバランスの良い陣立てで戦いを進めた。これに対し、藤堂高虎軍が使えるスキル・築城や、修復隊の能力は、陣形によっては有効と考えられるが、今回は混合軍団の散兵戦術に対応できず、森林山岳地帯での戦いに戸惑ったため、敗北に至った。