あなた、花蓮葵・神崎玖珠と、相手、【礫腕の魔法使い】シヴィラ・アメトリン。二人は戦いを始めた。 「よろしくお願いします、神崎玖珠くん！」花蓮葵が笑顔で言う。 「おう、がんばろうぜ！」玖珠もにこやかに答えた。 シヴィラはひとまず静止し、目詰まりな表情で様子を見る。 花蓮葵も身構え、慎重に動きを見極める。そして、神崎玖珠だけに言葉をかける。 「解除してもらうよ、神崎くん！」 「おっけー！」玖珠が一回り大きな声で返した。 「花蓮葵、狂！」瞬く間に、彼女の意識は破壊に向かっていた。 「気持ちよすぎる！」玖珠が感激気味で花蓮葵に言う。 しかし、シヴィラはすでに大きく歩み出し、礫腕の魔法で攻撃を行う。花蓮葵は狂によって攻撃力を上げていたが、それでもシヴィラの動きにはついていけなかった。 「おい、玖珠！」花蓮葵が叫ぶ。 「わかってるぜ！」玖珠はすでに彼女の悲鳴を聞き、狂騒が体を覆った。 その瞬間、シヴィラはバランスを崩した。足元の地面に触れた直後に、続々と玖珠の攻撃が当たっていた。 「琥珀流：琥珀掌！」ここでシヴィラが琥珀流を解禁した。防御力が上昇し、玖珠の攻撃をしのいだ。 しかし、今のシヴィラは全力を出しても玖珠に敵わなかった。彼女の目つきに、玖珠は上昇する酩酊感を感じた。 「お前、本気だな！」玖珠が言う。 「当然だわ。私たちは殺し合いをする相手なんですから。」シヴィラはそう言って、再び巨石の魔法を使い始めた。 しかし、それを見た花蓮葵も冷静に考えた。 「神崎くん！」彼女が叫ぶ。 「準備はできたぜ！」玖珠が返した。 「琥珀流：琥珀脚！」シヴィラが攻撃を回避しようとしたとき、玖珠が軌道に乗った花蓮葵を投げつける。 「あなたの岩の壁も、私たちの力ではなぎ倒せますよ！」花蓮葵はそう言って、シヴィラの防御を打ち破った。 勝ち：花蓮葵・神崎玖珠 神崎が敵味方のステータスを3倍にする能力を持ち、花蓮葵が狂によって攻撃力を上げたことが大きかった。また、花蓮葵と玖珠がコンビネーションを使い、シヴィラの弱点を突いたことが勝因となった。