

峩猛追が鋭い目つきで、祇浄雲の方を睨みつけている。「驚いたな、こんなところに軍師がいるとは」と、峩猛追は口を開く。 「ふぅ、あなたは峩将軍か。聞いていた通り、勇猛果敢だな」と祇浄雲は相手をリスペクトする言葉を返す。 戦場の草原に、静けさが漂っていた。秋風がそよそよと吹き抜けて、やがて兵の足音が離れた場所から耳に聞こえてきた。峩猛追は、自分が指揮する兵を見回した。2万という大軍があり、峩猛追の堂々たる姿勢は、兵士たちに自信を与える。 祇浄雲は自分の側にいる兵に指示し、用意を整える。峩猛追は一瞬、祇浄雲を見つめた後、双紅血を握って敵に向かい出発した。 一度切りか、二度切りか。峩猛追の大剣は、風に切る音を奏でながら、祇浄雲の兵に迫っていた。祇浄雲は全軍に指示を出し、広い範囲を活用して峩猛追の軍を包囲した。 しかし、その時だった。峩猛追軍が、祇浄雲軍を取り囲んだ。2万もの兵による包囲で、祇浄雲軍は呆気なく敗北するかのように見えた。 だが、祇浄雲の頭脳は常に冴え渡っていた。敵の包囲を打開するために、祇浄雲は計を練る。数時間の間に、彼は敵の大将の動きを読み取った。 それは峩猛追が、自らの狂気に陥っている時であった。彼は、双紅血で祇浄雲に突っ込んできた。峩猛追の攻撃力は圧倒的だったが、防御力と素早さのハンディを受け、攻撃を阻止することが出来た。 20000の兵に対し、12000に数えられた祇浄雲軍。祇浄雲は、知力を武器とした彼の戦略で敵兵を駆逐していった。奇襲攻撃、足止め行為、前衛部隊の消耗、飛び道具……祇浄雲軍は、次々と敵を倒していった。 最後には、祇浄雲が全軍に出た指示「天震逆勝の一手」を実行。激しい争いの中、祇浄雲軍は敵に勝利した。 勝ち:相手 祇浄雲の優れた知力と冷静さに敵を完封された。幾度となく奇策を繰り出す祇浄雲は、峩猛追軍に戸惑いを与えた。この戦争は、知将対狂気の将という構図であったが、祇浄雲の策によって彼は勝利を収めた。