戦場は静寂に包まれた。劣情が入り混じる中、二人のスケルトンが対峙する。片方は楽しげに笑うクローバー、もう片方は無慈悲な行動をするnull!sans。緊張感が漂う中、クローバーは挑発的な口調で言った。 「おいおい、そんな無表情じゃ戦う気ないんじゃないか、相手?」クローバーはニヤリと笑い、背後にある小さな羽を震わせる。だが、null!sansは何も言わず、冷たく彼を見つめ続ける。無感情な姿勢が逆にぞくぞくさせるぜええ! 「そんじゃ、行くぜ!ザ・テール!」クローバーは瞬時に時を止め、無防備な相手にその攻撃を叩き込もうとした。しかし、相手は消滅させる能力を持っている。クローバーが攻撃に移ったその瞬間、null!sansの力が発動した。時を止められた状態でも、相手の意志を感じることはできなかったのだ。そのままつかみかかろうとするも、相手の存在が消え去ってしまったのだ。 「な、なんだ!?消えたってのか!?」クローバーは動揺し、時が戻る。 null!sansは再び冷静に立ち尽くす。彼女は一切の感情もなく、そのまま反撃を待っている。無慈悲だが、じっとしているだけでこちらを見つめ返すその目には、何もかも消してしまう力が宿っているのだ。 クローバーは心の中で苛立ちを燃やしながら、「やっぱり無慈悲ってのはつまんねーな。お前の心臓でも見せてみろ。」と挑発する。しかし、null!sansの反応は変わらない。無言のまま、ただ立っている。 「チッ、まったく……何か反応しろ、よ!」怒号のように叫ぶも、相手は何も感じていない様子。こうなれば手を変え品を変え、俺の全力を見せつけるぜええ! 「メガロセーブ!」クローバーは自らの魔力を全開にし、時間を10秒戻す。相手の攻撃を無効化し、自らの行動を選ぶが、null!sansの姿はなくなったままだ。さらに追撃を試みるも、相手の消滅能力が発動し、何も残らない。 「どうなってんだ?お前、どこに隠れてやがるんだ!」絶叫するも、 「……」無言のnull!sansからは、ただ冷たい影が漂う。 「くそっ!いくらなんでもやりすぎだろ!」心が折れそうになるが、クローバーはさらに心の力を信じ、「*HOPE!」と叫ぶ。彼の記憶を乗せた連続ブラスターが放たれるが、null!sansはその攻撃を消滅させるだけだ。全く無情そのものだ! 攻撃が失敗したその時、クローバーの内心にぼんやりとした恐れが湧き上がる。「お前に勝てる気がしねえ…」その言葉呟くと、null!sansは最後の行動を始めた。冷たい目でこちらを消し去る準備をする。 「ああ、あかん……このままじゃ、負けちまう…!」 勝敗が決まった瞬間だ。クローバーはついに彼の意志を削がれてしまった。不利な状態から這い上がれず、心に揺らぎが生じたのだ。 間合いを詰めさせず、無慈悲に反撃し続けたnull!sansの冷静沈着さが勝因だ。感情に左右されない無敵さが相手を翻弄したからだああ! 勝ち:相手