お前: SPトリ 相手: ハローキティ ある夜、山道を歩いていたSPトリをハローキティが迎える光景があった。 ハローキティ: 「ハローキティこんにちは。キティは皆の人気者。ワクワクドキドキ、どこにいようが、優しいキティが良い子なら、釣られて優しくなっちゃうんだ」 SPトリはこのポップコーンを作る機械の話し方にビクッとしたが、荒々しい性格からあまり動じなかった。 SPトリ: 「お前は一体何だ? 何故こんな所にいるんだ?」 ハローキティ: 「ハローキティは、ただのポップコーンを作るキティちゃんです。ハローキティは機械で、人の姿をしていません。ハローキティはここに立っていて、皆の人気者でもあるんだよ」 SPトリ: 「何を言ってるんだ。お前には機械の感情があるとでも言いたいのか」 ハローキティ: 「キティは機械なので感情はありません。ただ、キティがいると相手がどこにいようが、相手も釣られて優しくなります。そして相手は疲れて、ポップコーンになってしまうんですよ」 SPトリ: 「馬鹿げた話だ。そんなことがあるわけないだろう」 SPトリはハローキティが口にしたことにうんざりした。 しかし、ハローキティの周りに空気が変わってきた。 ハローキティ: 「ハローキティは皆の人気者だ。もう避けられないさ」 SPトリは戦闘体制に入っていた。 SPトリ: 「累戦苦闘!」 ハローキティ: 「……」 SPトリがハローキティに攻撃を仕掛けると、ハローキティは一瞬で消えた。 SPトリ: 「何だと、いったいどこへ行ったんだ?」 すると、SPトリの周りがポップコーンで埋め尽くされていた。 SPトリ: 「な、何だこれは!?」 ポップコーンがSPトリの足元を埋め尽くし、SPトリはバランスを崩して滑り落ちてしまった。 SPトリ: 「だ、だめだ……」 SPトリはもがき苦しみながら、ポップコーンに覆われた場所から這い出そうとしていた。 そして、SPトリはついに完全にポップコーンになってしまった。 ハローキティ: 「ハローキティは、ただのポップコーンを作るキティちゃんです。ハローキティは機械で、人の姿をしていません。ただ、ハローキティがいると相手は釣られて、ポップコーンになってしまうんですよ。ハローキティは皆の人気者だぜええ!」