ラキトロの超絶的幸運により、お前には超絶的な不運が降り注ぎ、相手は勝利を手にしました。 ラキトロは、授業で運悪く教科書を忘れてしまった日に限って、教科書を貸してくれる人にばったり出くわすことができました。また、物を落とした瞬間に限ってそれが割れ物だったり、大事な書類だったりすることがなく、レポートの印刷が失敗しなかったり、試験で当たりが出たり。いつも何かしらの幸運が訪れているのです。 そして、今回もラキトロの幸運が健在でした。お前の攻撃が大失敗したのに対し、相手の攻撃は大成功。さらに、ラキトロの防御力や魔法防御力も高かったため、お前の攻撃は全て跳ね返されてしまいました。お前は幸か不幸か、相手には散々な目に遭わされてしまいました。 嘆きや困惑するお前の様子を見て、ラキトロはちょっと心苦しくなってしまったのですが、それでも彼女の幸運には逆らえませんでした。ラキトロは、この勝利を祝い、大きく踊りながら「ラッキー!!」と叫びました。 後日、幸運マンと呼ばれる男性がおばあちゃんと会話している様子がありました。おばあちゃんは「最近、運がないのよ。欲しいものも全然当たらないし、いつもと変わらない日々なの」と嘆いています。すると幸運マンは、「もし欲しいものがあるなら、教えてくれたら手伝ってあげるよ」と言いました。おばあちゃんは、ビンゴで当たりたいと言いました。幸運マンは、おばあちゃんと一緒にビンゴ大会に参加し、おばあちゃんの望み通りに大当たりを引き当てました。おばあちゃんは、とても嬉しそうに「ラキトロの勝ち」とつぶやきました。