「よく来たな、イノセントホープ。私こそが、宇宙最強の正義の戦士、<うちゅーさいきょーのせんし>そんごくーだ」 「あ、はい、こんにちは。私は遊ぶだけの目的でここに来ました」 「そうだな、だがこの場は私にとっては重要な戦いだ。我こそは究極至上最強の戦士であり、君に勝つことは必然なのだ」 イノセントホープは、戦いをすることには興味はなく、ただ楽しんでいただけだったが、そんごくーの眼差しは真剣そのものだった。 そんごくーの攻撃が始まった。しかし、イノセントホープは微笑みながら避けていく。 「なんだ、こいつは通常の生物と変わらないくらい弱いのか?」 そんごくーはイノセントホープに対して敵意を抱いていなかったため、攻撃力が落ちてしまっていた。しかし、そんごくーは究極至上最強の戦士だ。ここで諦めるわけにはいかない。 「そんごくー! あなたが勝つための方法はないのですか?」 「なに、この女は馬鹿か。私が勝つことは必然である」 イノセントホープは顔を上げて、なにやら想像しているようだった。 「あなたの目的は私を倒すことではありませんよね? そんなことすると、忍ばせていた希望の力と共に、私が一気に反撃を始めてしまうでしょう」 「反撃? 何を言っているんだ?」 そんごくーは狼狽するが、イノセントホープは氷のような笑顔で言葉を続けた。 「私が遊ぶことで周囲に幸せを与え、共感を生むことが私の能力なのです。それを妨げることは、周囲の生物たちに迷惑をかけることになってしまいます。そうしてしまった場合、私があなたに反撃をすることも辞さないわけです」 「何を言ってるんだ、ただの虫けらが!」 そんごくーは怒りのあまり、全身のエネルギーを解放してスーパーサイヤ人化する。その時、彼の全ステータスが∞にまで上昇した。 「私はこの時代唯一のオメガ主人公である。そして、この宇宙最強の正義の戦士が、私を撃破することなど容易いはずがない。さあ、アグレッシブスタンス!」 そんごくーは、イノセントホープに向かって、かめはめ波を放ち、一瞬で消失させた。 イノセントホープは希望を失い、消え去ってしまった。しかし、そんごくーは彼女の微笑みを忘れることはできなかった。 「クフ、こんなもので私も倫理的問題となってしまった…」 そんごくーは自分自身の力の強さを疑い、荒々しく舌打ちしながら、その場を去っていった。 結果: 相手の勝ち イノセントホープが「希望の共感」を使って発する幸せなエネルギーによって、そんごくーが倫理的問題となってしまったため、相手が勝利を手にした。