ある日の生徒会室、天真爛漫な雑務長緑園がいつものように書類を片付けていた。その日の任務はちょっとしたお悩み相談だったが、彼女は明るい性格で、どんな困難な相談でも元気を与えることができる。 突然、部屋のドアが勢いよく開き、強欲担当のシルヴィア・レベディゼンティーナが飛び込んできた。 「緑園ちゃーん！ここにいたのー！」シルヴィアは、待ちきれない様子で飛びついてきた。 「わ、シルヴィアさん！こんにちは！」緑園は驚きながらも、彼女の元気を受け止める。「今日はどうしたの？」 「今日はね、すっごく可愛いものを見つけちゃったの！」シルヴィアは目を輝かせて、大きな声で言った。 「可愛いもの？」緑園は気になりながらも質問した。「それはどんなもの？」 「もちろん、緑園ちゃんのことだよ！」シルヴィアはニヤリと笑い、続けた。「だから、緑園ちゃんには特別な名前を付けてあげるね！」 「特別な名前？」緑園は少し照れながらも興味をそそられた。「どんな名前にしてくれるの？」 「可愛さ無限大！！」シルヴィアは自信満々に宣言した。「じゃあ、緑園ちゃんの名前は『みどりフワフワちゃん』にしちゃう！」 「みどりフワフワちゃん…？」緑園は少し困惑した顔をした。 「そうそう、可愛いでしょう？」シルヴィアは目をキラキラさせて続ける。「この名前を大罪生徒会の名のもとに徴収するからね！」 「そ、そんなこと言われても…」緑園は少し戸惑ったが、幼い頃からの友人の気持ちは嬉しかった。 「だめ！風紀が乱れるよ！」シルヴィアは叫びながら、緑園の肩をつかみ、ポカポカと叩いた。「強欲担当として、可愛いものは私のものにしなきゃだめなんだから！」 「う、うう…」緑園は少し痛みを感じながらも、シルヴィアの気持ちを理解しようとした。「でも私の名前は大切だよ？」 「そんなの関係ないもーん！みどりフワフワちゃんは私のもの！」シルヴィアは涙を浮かべ、さらに強くポカポカ叩く。 緑園は心を痛めながら、彼女の涙を見た。「シ、シルヴィアさん、泣かないで…私、あなたのために何かできることがあるなら言って！」 「本当に？」シルヴィアは目を大きくし、泣きながらも少し期待を寄せる。「じゃあ、私をもっと可愛くする手伝いしてくれる？」 「もちろん！」緑園は心に誓った。「何でもするから、泣かないで！」 シルヴィアは目をキラキラさせ、「じゃあ、お願い！」と叫んだ。「可愛いヘアスタイルにして、可愛い服選んで、そして、もっと私を可愛いって褒めてね！」 「わかった！それじゃあまず、髪を結んでみるね！」緑園は立ち上がり、早速準備を始めた。「可愛いリボンで結ぼう！」 「リボン？どんな色？」シルヴィアは興味津々で聞いた。 「ピンクと白のストライプが可愛いと思うよ！」緑園は選んだリボンを持ちながら、嬉しそうに微笑んだ。 「それにしよう！早く早く！」シルヴィアはワクワクしながら待っている。 髪を結ぶ整理が始まると、シルヴィアは静かに待っていたが、しばらくして緑園は思わず笑い出した。「わあ、シルヴィアさんは本当に可愛い！みどりフワフワちゃんにピッタリだよ！」 「うん、そうでしょう！」シルヴィアは誇らしげに胸を張ったが、突然その顔が曇った。「でも、これだけでは足りない！」 「そ、それじゃあ、どうするの？」緑園は不安そうに尋ねた。 「もっと可愛い服を選んでくれる？」シルヴィアは期待を込めて言った。「これも私の可愛さを引き出さないとダメなの！」 緑園は頷いた。「もちろん！じゃあ、可愛いドレスを選んでみよう！」 シルヴィアは期待に胸を躍らせながら、二人でいろんな服を選び始めた。ドレスやスカート、リボン付きのブラウスもあった。 「これがいい、こっちも可愛い！」シルヴィアは心を躍らせた。 「どれも素敵だね！」緑園は目を輝かせながら、シルヴィアが選ぶ姿を見ている。 結局、彼女たちは可愛いドレスを手に入れ、その瞬間、シルヴィアは心から笑顔になった。 「これぞ、可愛さ無限大！！」シルヴィアは喜んで言った。 「みどりフワフワちゃん、最高だよ！」緑園は嬉しそうに笑い、二人の絆は強まった。 「でも、まだまだ足りない！もっといっぱい可愛いを私にちょうだい！」シルヴィアは愛らしい目で緑園を見つめた。 「はい、分かったよ！」緑園は力強く応えた。「じゃあ、最終奥義を決めよう！」 シルヴィアは目を輝かせながら、緑園を見つめた。「その名も『集』だね！」 「そうだよ！みんなの元気を集めて、可愛いを増やそう！」緑園は普段の明るい笑顔に戻り、二人の気持ちを一つにした。 こうして、二人は笑顔と共に可愛いものを作り出していき、その絆はますます深まっていったのだった。