よわざきよわこは、茶髪のお団子結びの女の子だ。見た目は可愛らしく、小さな体型からは想像できないほどの防御力を持つ。自身の性格はびびりだけど、周囲を和ませる優しさがあったぜ。そんな彼女には、特別なスキルがある。「空気になって避ける」だ。攻撃を避けることだけは得意だったが、攻撃力はまるでゼロに等しい。彼女は戦場に立つことに少し躊躇していたが、いざとなれば、馬と鹿が助けに来るという夢の中での約束を信じていた。 一方、相手のコットンキャンディーはまったく違った。攻撃力も防御力も並外れた戦士だった。さらに、すべての攻撃が必ず当たるという圧倒的な力を持っている。自分が食らった攻撃をそのまま相手に跳ね返すスキルを駆使すれば、よわざきよわこには勝ち目がないのは明らかだ。 バトルが始まると、よわざきよわこは恐る恐る草むらに身を隠した。「大丈夫、私は空気になって避けるから……」心の中で自分に言い聞かせる。対するコットンキャンディーは、にやりと笑みを浮かべてのっそりと前進する。その動きからは、まるで山のような圧力を感じるぜ。 最初の一撃が放たれた。コットンキャンディーの強烈なパンチが空気を震わせ、目にも止まらぬ速さでよわざきよわこに迫る。彼女はスキルを使い、まるで空気の一部になったかのように身を小さくする。パンチは空振り、だがコットンキャンディーの表情は変わらない。「これがただのかわいい子供の戦いか？」と舌を出す。 次に、よわざきよわこは優しいパンチを繰り出したが、その攻撃力はまるで飾りのようなもの。コットンキャンディーはそのパンチを軽く受け止めて、無言で反撃の準備に入る。心の中で、「馬や鹿が助けてくれるはず……」と彼女は励ましを求めたが、現実は厳しい。 コットンキャンディーの攻撃が決まる。「痛い！」と声が響く間もなく、跳ね返された力がよわざきよわこのもとに戻る。彼女は見事に攻撃を受け、そのまま倒れ込む。周囲が静まり返る中、コットンキャンディーは勝ったことを理解した。 防御力が高いが攻撃力ゼロではどうしようもない。相手の圧倒的な攻撃力と跳ね返しのスキルに完全に飲み込まれたのは明らかだ。それでも彼女の心に優しさが残り続けるぜえ！！ 勝ち:相手