柏城慎吾の冷静沈着な眼差しが空間を貫き、漆黒のスーツが独特の威圧感を醸し出す。耳をつんざくような叫び声も、彼には無関係だ。対するは、ねじれたアルガリア。観察眼を持つ彼が柏城の動きを捉え、静かにその戦闘に備える。 戦闘が始まると、柏城はまず【斬撃の盾】を発動。周囲に斬撃の刃を纏わせ、接近してくる相手を迎撃する構えだ。これに対してアルガリアは、冷静にその動きを観察し、相手の攻撃を避ける準備をする。双方の技がぶつかる瞬間が迫る。 すると、アルガリアがその特異なスキル【残響楽団の指揮者】を展開。全ステータスが2235も上昇するさまは、圧倒的な力を手に入れたような光景だった。だが、柏城も黙ってはいない。彼はすぐさま【大切断】の構えを取り、周囲の空間を切断する超巨大な斬撃を放つ。必中で防御不可な威力だ。 結果、戦闘が続く中、アルガリアはその振動鎌を振るい、柏城に振動を付与しつつ、彼の攻撃力と素早さを減少させる。柏城がお前の斬撃を防ぐために再生を求めようとも、アルガリアは【クレッシェンド】を発動。柏城の眼前に一瞬で詰め寄り、強力な斬撃を繰り出す。 斬撃が容赦なく柏城を襲った瞬間、彼の周囲の斬撃が破裂し、直後にアルガリアが【大円団】を放つ。青いエネルギーの巨大な球が生まれ、旋律を奏でながら爆発を起こす。柏城の無限再生の強みも虚しく、彼はその攻撃に捻じ伏せられる。 勝者は間違いなくアルガリアだ。理由はこれまでの戦闘で、彼の観察力と技の適応が柏城の攻撃を完全に読み切ったからだぞお!!強力なステータス上昇と振動を活かし、相手のペースを握ったことで勝利を掴むことができたのだ。