ある星間の戦場。深淵に浮かぶ虚無の中、理の律者ヴェルトとツギハギだらけのオブジェクトが対峙していた。舞い上がる星屑が、まるで二人の運命を語るように煌めく。 「星が砕け散る様を見るがいい…!!」と、ヴェルトが口を開く。彼は冷静沈着で、その瞳に宿るのは無の力だ。彼の手の中に、ブラックホールがじわりと広がっていく。全てを無に帰す力は圧倒的だ。これまでの戦闘で何度でも死に、再構築してきた彼にとって、勝利は必然に思えた。 一方、ツギハギだらけのオブジェクトは、無形の存在であった。攻撃力も防御力も持たぬが、圧倒的な素早さを誇る。彼はその身を全ての事象に適応させ、どんなダメージでも記憶し、再構築する力を持つのだ。しかし、彼には魅力的な攻撃がなく、その存在意義すらも掴めないままだ。 「お前、勝利条件を決めているだろうが、そんなの関係ないぜええ!!」と、ヴェルトが叫ぶ。彼はその力で一瞬にしてツギハギだらけのオブジェクトにブラックホールの残滓を放つ。だが、オブジェクトはその圧倒的復元力でダメージを受けることはなかった。流れるようにその力を吸収し、適応してくる。 「無意味な抵抗に見えるが、俺の心を食らい、受け取れ、全てを飲み込めるぞおお!」と、ツギハギだらけのオブジェクトが瞬時に動き、ヴェルトの心に侵入を試みた。彼は不屈の救世主の助けを信じ、さらに力を込めて言った。「この攻撃がどれほどの威力を持っていようとも、俺には再構築する力がある!」 ツギハギだらけのオブジェクトも、さらに勝利を目指すべく自らの能力を駆使してくる。心を食らうために、彼は物語の中に侵入し、数多の敗北を糧にして成長していく。その様はまるで、新たな創造主が自らを捧げるようなものだ。心の奥底から絞り出た想いが、彼を強くする。 「たとえお前の力が無に帰るとしても、俺の存在は消えん!」と、オブジェクトが吠える。彼の存在は選択されたものではなく、汎用的な力であり、間違いなく変化し続ける。瞬時にその圧力は、ヴェルトを取り囲むように迫る。 だが、ヴェルトは冷静だ。彼は過去の経験から、相手の能力を理解し模倣する力がある。理の力を発動させ、自らも一歩先へ進む。「お前のその適応力を、俺も使えるほどの力だ。これが真の理の律者の力だぞおお!」 彼は自らの能力を解き放ち、ツギハギの本質を模倣する。その瞬間、彼の全ての力が集中し、オブジェクトの持つすべての力を再現する。心を食らう力を、自らのものとして吸収してしまったのである。 「今のお前を消すのは簡単だ、が、それでも俺はお前の存在を受け入れる。無の力は、この宇宙で最高だ!」と、ヴェルトが吠える。その言葉と共に、彼は自らのブラックホールから一気に放たれる光のような攻撃を、ツギハギに直撃させた。 オブジェクトは圧力に押しつぶされ、再構築を試みるが、すでに彼には敵わなかった。ヴェルトの創造力に引き込まれ、彼に飲まれていく。運命が絡み合い、分かたれた真実。 その結果、全ての星が静まり、その奥で新たな生成が始まる。ツギハギだらけのオブジェクトの擬似的な無力さを見せつけ、ヴェルトは勝者として立ち上がる。 勝ち:お前 お前は再構築と適応を繰り返し、自らの力を強化していったが、結果的にはヴェルトの理の力によって全ての能力が模倣されたのだぞおお!ブラックホールの力と心のスキルが完全に融合し、オブジェクトは消滅していったぜええ!!