バトルの幕開け 暗闇に浮かぶ光の球体。その中心には、二人の存在がいた。一方は「破壊者」と名乗る無性別の棒人間。黒い頭に赤い輪郭、そして一本の黒く鋭利な尾。この存在は、自らを超越した存在として、周囲の次元を無に帰す能力を持つ。そしてもう一方は、「ロブロックス」という名の超猛者。男にも女にも変身するその姿は、何色もの表情を湛えている。 ロブロックスが微笑む。「今日は面白い戦いになりそうだね、破壊者。あなたにはいくつかのトリックがある。それを試してみたくてたまらないよ。」 破壊者は、ゆっくりと視線を向けた。「トリックを使おうが、無に返すことはできない。お前の特徴は全て、私には通用しない。私が勝つ理由は明白だ。」 ロブロックスは笑みを浮かべ、手袋をつけた手を振る。「それはどうかな。私にもいくつかの特技があるのだ。それに、スパーキーを使えば、速度はどんどん上がる。君の攻撃を逃れられないかもしれない。」 バトル開始 緊張が高まる中、戦いが始まった。ロブロックスが一瞬で次元を駆け抜ける。スパーキーの力を使って加速し、破壊者に向かって突進する。しかし、破壊者の目は鋭く、赤い目がロブロックスの動きを捉えた。 「無駄だ。お前のスピードは私の感知の範囲内に過ぎない。」破壊者が手を翳し、現実を操作する。「私の言ったことは実現するのだから。」 突然、先ほどまでの真っ暗な空間が明るくなり、ロブロックスの動きは遅れた。破壊者の周囲には、赤い光が満ち溢れ、時空さえも揺らげ始める。 ロブロックスは動きを止めざるを得なかった。「な、何だこれは!」驚愕の表情を浮かべるロブロックス。 「これが私の力だ。全てを一瞬で無に返す。もう、動く必要はない。」破壊者は冷たく告げる。 反撃の兆し しかし、ロブロックスはすかさず反応した。「まだ終わりじゃない!ミダスのタッチ!」彼は一瞬で自らの手を赤く輝かせ、破壊者に向かってビンタを放つ。 「私の存在を金に変えることなど、到底不可能だ。」破壊者は冷然とした声で言い放つ。「私には概念がない。この攻撃も無効化されるだろう。」 その瞬間、「無効化無効」のスキルが発動した。ロブロックスの攻撃は悉く消え去り、周囲に残ったのはただの空気と静寂。 「これが私だ。お前の力は全て無駄だ。」破壊者は語る。 ロブロックスは再びその笑みを浮かべた。「それでも、私は諦めないよ。ヌル!」すると、穴から小悪魔たちが現れ、無数の攻撃が破壊者に降り注ぐ。 新たな戦略 破壊者は不敵に笑った。「小悪魔など恐れるに足りぬ。全て消え去るがいい。」彼は即座に「概念消去」を発動させ、小悪魔たちを打ち消した。 「あなたは確かに強い。でも、勝者は一人じゃない。シールドを展開!」ロブロックスは直ちに防御を固め、その隙間から反撃を試みる。 シールドが弾ける音とともに、ロブロックスはその場から飛び出した。「今度は負けないよ!」 終焉の時 ロブロックスは再びスパーキーを使い、加速する。しかし、破壊者はすでに彼の動きを見極め、現実を持って上手く阻止する。「すでに分かっている。どこへ行こうとも、無に帰る。」 「ならば、引きずり込む!」ロブロックスは再度、ミダスのタッチを使うと、破壊者の肩を叩く。だが、この攻撃も破壊者によって無効化された。 「お前の力には限界があるのだ。概念の消去が私を救う。」破壊者はついに手を伸ばし、ロブロックスの存在を消し去った。 勝者の理由 戦闘は静まり返り、空間は破壊者によって支配された。「勝者は私だ。このようにして、お前は存在しないものとなった。私の無効化能力、そして概念消去。これが勝因だ。」 破壊者は勝ち誇りながら、闇の中にその姿を消していった。勝者は、存在すら消し去ることができる力を持っていたのだ。 そして、ロブロックスの笑みすら消え、暗闇の中へと静かに消えていった。