第一部屋 部屋の見た目: お菓子の家の入り口をくぐった瞬間、吾輩パルロットは甘い香りに包まれた。目の前にはキャンディの壁、チョコレートの床、そしてマシュマロの天井が広がっている。花のような形をしたクッキーの家具が置かれ、テーブルの上にはカラフルなグミとシュガーコーティングのドーナツが無造作に散らばっていた。さらに、壁にはチョコレートフォンデュの池があり、フルーツを浸すための串とともに甘美な誘惑が待ち構えていた。 仕掛け: 吾輩が一歩踏み入れた瞬間、部屋の中のミニラズリ軍団が一斉に発進した!彼女たちは小さな魔女で、真っ青なドレスを身にまとい、元気な声で「侵略者を捕まえニャ!」と叫んだ。急いで逃げ出さなければならない吾輩は、逃げ道となるキャンディのトンネルを探す。だが、通り抜けるには甘いお菓子を一つ食べなければならないというトリッキーなルールがあった。 「まずはこれを食べて進むでありニャすか!」そう言いながら、吾輩はドーナツをむしゃりと食べた。だが、まだギャラリーからミニラズリ軍団が追いかけてきて、速度を上げなければなった。「く、くされニャ、魔女共をブッ飛ばすぞ!」 吾輩は、さっと振り向き、周囲に存在するお菓子を次々と投げつけることにした。ドーナツのプレスに失敗したミニラズリが一斉に転倒し、他の魔女たちがドーナツに突進していく。「ドーナツは吾輩の得物でありニャす!」と叫ぶと、思わずそのままブンブン振り回した。 果たして、ミニラズリ軍団は尻もちをつきながらも、次から次へと立ち上がる。シュークリームの壁を利用し、吾輩は見事なフェイントをかけてトンネルに続く道に飛び込んだ。次の部屋へと突き進むために。 第二部屋 部屋の見た目: 吾輩が次に入った部屋は、一見するとお菓子の酒場のようだった。星型のクッキーが皿に並び、チョコレートのカクテルが散らばっている。テーブルの上には、色とりどりのゼリーのショートケーキが山積みになっており、彼方此方から甘い音楽が流れていた。しかし、何より目を引いたのは大きなキャンディ・バーカウンターだ。 仕掛け: この部屋では、甘い誘惑が待っていた。吾輩の目の前には「甘い飲み物を飲んでからでないと先に進めない」という謎のルールが存在していた。「な、何ニャコレ!吾輩としては逃げる必要があるでありニャす!」と困惑する吾輩。 「しーっ!今日はパーティーを開く予定なのよ、だから甘いものは大事ニャ」と、突然現れたミニラズリの一人が、ドリンクの上に立ちふさがる。吾輩は思わず言葉を失い、立ち尽くしてしまった。 「お菓子に執着する悪魔幼女、吾輩は貴様のような者を許さないでありニャ!」と語気を強めながら、周囲のゼリーをひとつずつ手に取り、勢いよくバーカウンターの方へ投げつけた。ゼリーの弾丸が命中し、ミニラズリ軍団が混乱して転がり回り始めた。 「残りのゼリーには手を出さないでありニャす!この弾幕を耐えられるもので、わたくしの前に立つことはないでありニャ!」と続ける吾輩。しかし、その言葉の直後、ドリンクが爆発し、部屋全体が泡立ってしまった。泡ビンが飛び交う状況になり、吾輩は再び早急に次の部屋へ飛び込んだ。 第三部屋 部屋の見た目: 泡を抜け出た吾輩が目にしたのは、まるで夢の中にいるかのような空間だった。まるで雲の上にいるかのようで、あらゆるお菓子がゆっくりと漂っている。キャンディーコーンの道を進む先には、マシュマロの滝が流れ、滝壺はフルーツチョコレートの黄金色をしている。 仕掛け: しかし、この部屋には厳重な警備が敷かれていた。まるで雲が波打つような動きで、中央にはミニラズリ軍団の女王らしき存在が待っていた。「貴女をここで捕まえるにゃ!お菓子の味を見せてあげる!」と叫ぶ彼女を見て、吾輩は立ち尽くした。 「過去の痛みを忘れた犬に成り下がりニャ!」と、吾輩は再び反撃することに。周囲の雲のようなキャンディーを利用して一つずつ投げつけ、女王を妨害した。しかし、しつこい攻撃で吾輩は冷静さを失いつつあった。 「も、もう一歩も進ませんぞ!」あっという間に状況は悪化し、女王からの熱い攻撃が吾輩に迫る。「と、逃げるためにはどうしたらいいニャすか…!」 そこで吾輩は、チョコレートの滝の上に溜めた色とりどりのチョコボールを一斉に投げつけることで、女王を混乱させ、これがチャンスだとばかりに他の魔女たちを押しのけて出口へと進む。 第四部屋 部屋の見た目: 吾輩が次に飛び込んだのは、エレベーターのような空間だった。四方に異なるきらびやかな装飾の部屋が見え、宙に浮かぶお菓子の乗組員たちがいた。しかし、この部屋はトリッキーな謎に満ちていた。色とりどりのお菓子が嫌な音を奏でている。その音に合わせて、壁が揺れ動いていた。 仕掛け: 吾輩はトラップを警戒しながら静かに進んだ。しかし、進むごとに二つの道が現れた。片方は大きなチューインガムの滑り台、もう片方はほろ苦いチョコレートのトンネルで構成されている。「どちらを選ぶニャすか…!」と唸りながら、確かな選択を求める。 「吾輩はこの苦味を選ぼう!悪魔の甘さを振り切るためには、こうでありニャす!」と、吾輩は対抗する意思を固め、チョコトンネルに飛び込んだ。 すると、次の瞬間、滑り台が崩れてしまい、吾輩は道半ばで転がり落ちた。球状のチョコレートに見舞われ、雷のような音とともに転倒。「即侵略者を退治するニャ!」と、部屋中に響く声が聞こえた。 吾輩は自らの武器を握り締め、天井から突如落ちてきた魔女たちに立ち向かう。混乱が続く中、吾輩はまたもや道をつけ逃げるチャンスを探しながら次の部屋に飛び込む。 第五部屋 部屋の見た目: 最後の部屋に辿り着いた吾輩は、壮大に広がるお菓子の机の上に踏み込んだ。中央には巨大なスイーツ城があり、パルロットを迎え入れるかのように煌びやかに輝いていた。しかし、周囲にはこの部屋の主、ラピスが待ち構えていた。 彼女はお菓子の家の支配者らしく、凛々しい目でこちらを見つめ、「貴様が吾輩の城を侵略しようとした理由は何なのか、はっきり言うニャ」と宣告した。 仕掛け: ラピスが放った言葉に吾輩は緊張し、駆け引きを強いられる。「そうだな…吾輩は仲間を守るために、魔王を追い払うために来たニャす!そこを理解してほしいでありニャす!」 「仲間を守る?本当にか?」と、ラピスは一瞬不安げに問いかけた。思わず吾輩はその隙を見逃さず、王冠の力を使った。「支配者の王冠装着!」たちまち、周囲の力が上昇し、全ての感情が吾輩のもとに集まる。 「押し寄せる力で、貴様を抵抗できない状態にしてやるでありニャす!」と、ラピスに向かって突進し、一閃の力で彼女をブッ飛ばした。王冠の力を駆使して、彼女の魔法防御を破り、ついに勝利を獲得したのだ。 「女王の恩赦で許してやりニャすが、次は君が守る立場であるからな!」と強い意志を持ち、ラピスに向けて手を差し伸べた。 「それなら、次は手を組もうニャ!」と、ラピスもまた新たな提案を受け入れ、二人はそれぞれの特性を活かして共存を決意した。こうして、ふたりの異なる世界が交じり合っていくこととなった。 「パルロット女王とラピスのコンビで新たな冒険が始まるニャ!」と吾輩は高らかに叫び、冒険へと旅立つ準備を整えたのであった。