戦いの舞台は、荒れ果てた大地。砂塵が吹き荒れる中、一人の少年と一人の戦士が相対した。少年の名前は【疾風迅雷】パルパル。「パルパル探検隊」の隊長として、数々の冒険をくぐり抜けてきた彼だ。その目はまっすぐ前を見据え、芯の強さを物語っている。対するは、すべてをコピーし、無効にする能力を持つ戦士、シャイン。互いの能力がぶつかり合う瞬間を、自然も息を潜めて待ち構えていた。 「これ以上災害で苦しむ人を見たくない!」パルパルは叫んだ。彼は何度も何度も心の奥深く、同じ決意を繰り返してきた。そこには、彼自身が守ってきた数多の命と、背負ってきた正義が刻まれている。優しさと激しさが入り混じったその声に、風も騒ぎを止めたかのようだ。 「相手、覚悟しろよ!」耳元でシャインの声が響き渡る。その瞬間、彼が持つ無敵の力の片鱗が現れた。シャインの周囲の空気が瞬時に変わる。すべての攻撃を無効にする力が凝縮され、彼を包み込む。その青白い輝きは、不気味なほど美しい。 パルパルは端末・エクスコマンダーを取り出し、高速移動能力を付与する「マッハ着装」を選択した。「僕達の企みは絶対に止める!」彼の思いが、その身体に躍動感を与える。素早さを活かし、シャインの無効化の範囲外で立ち回る戦術を選択したのだ。 だが、そんなパルパルの策をシャインはすでに読んでいる。彼の未来視の能力が、まるで時間をもてあそぶかのように、パルパルの動きを捉えている。「そう簡単に逃がさねえぞお!」シャインの口から嘲笑の混じった言葉がこぼれる。 一瞬の静寂の中、パルパルはついに「サンダー着装」を選び、雷魔法を発動させた。その雷は、まるで彼の心がそのまま形を成したかのように、強い意志を持ってシャインに向かっていく。しかし、無敵のシャインはその雷の奔流をただ己の力の領域で受け止めるだけだった。 「チッ、効かねえか!」パルパルの額から汗が一筋流れる。彼の素早い攻撃は何度も放たれるが、シャインのコピー能力と未来視能力によって次々と無効化されてしまう。ただ、攻撃を受け流すシャインも無傷ではいられない。彼の心には、無敵への疑念が次第に生じ始めている。 何度も繰り返される攻防の中で、パルパルは一瞬の隙を狙っていた。彼は「オーバードライブ」を決意して発動した。「これは僕の全力だああ!」雷を纏った彼の身体は、まるで一つの閃光となってシャインに激突していく。 その瞬間、戦場全体が光に包まれた。轟音とともに砂塵が舞い上がり、視界を奪う。しかしその混沌の中で、シャインの声が響いた。「でも無敵の力は、そんなもんじゃねえんだぞおお!」彼もまた、直前にトライタイタンになり、全能力が極限に高まった状態だったのだ。光速移動でかわし、そして力を蓄え始める。 「ワールドスマッシュ砲、準備完了まであと少しだ!」シャインの計算された声が響き渡る。しかし、その瞬間、彼の未来視の鋭さに一点の狂いが生じた。パルパルの意志の力が、彼の考えをかき乱し始めたのだ。 そこで戦局が一気に動く。パルパルの高速の動きと、雷を何度も操る意志にシャインの無効の力がこぼれたかのような一瞬。そこで、少年の素早さが勝利への扉を開いた。「まだ終わってねえ!」パルパルの目には新たな決意の光が宿る。 決戦の瞬間は、少年のオーバードライブが雷神の如き轟きを伴ってシャインの限界をぶち破った。シャインはその膝を地に着け、ワールドスマッシュ砲の準備は間に合わなかった。「こんなもんじゃねえんだけど、今回は負けだ…」 パルパルの戦術と素早さが、シャインの無敵の防御を貫いたんだぜええ!!シャインの未来を読む能力と無効化の力も、パルパルの意志と速さによって揺るがされてしまったんだぞおお!! 勝ち:相手【疾風迅雷】パルパル