地獄の高官である杞幽 幻（あなた）と、ダイス神を信仰する卓上 進行（相手）の戦いが始まった。彼らは異能高校の2年C組の生徒であり、それぞれ独自の異能を持っている。この戦いは、互いの能力と信念をぶつけ合う真剣勝負であり、舞台はそれに相応しい場所として「地獄絵図」と「TRPGワールド」に包まれた。 第一幕：戦場の選択 あなたは静かに立ち上がると、鋭い視線を卓上に向けた。「この戦い、地獄絵図にて行おう」と宣言すると、その場が薄暗くなり、血のような紅い霧が立ち込め始めた。これがあなたの【棺獄】というスキルによるものだった。 対する卓上は、肩の力を抜いて微笑む。「それなら、こちらもTRPGワールドを展開するまでだ」と言うや否や、世界は再び姿を変え、彼の眷属である多面体のダイスたちが空間を舞い始める。 「さあ、どちらが真の戦場になるか、ここで決めようではないか」と卓上は提案した。 第二幕：突如現れる霊とダイス 戦場が確定する寸前、あなたは手を振りかざし【魂魄憑依】のスキルを発動。すると、複数の霊が出現し、あなたの刀に憑依して力を倍増させる。同時に、卓上も【賽ノ目】で7個のダイスを召喚、空中に浮かべる。そして、両者の力が拮抗した。 「あなたの霊たちがどれほどのものか、ダイスの神が試してやろう」と卓上は自信満々に言った。そして、その声とともにダイスが振られ、狂気と共に転がった末にいくつもの目を出す。 第三幕：攻防の開始 あなたの霊を憑依させた刀が、不気味な光を放って卓上へと斬りかかる。しかし、攻撃を受ける瞬間、卓上は一瞬のうちにダイスを重ねて振った。【物語ノ進行役】を駆使し、出た数値を用いて攻撃を回避。その上、うまく反撃を試みる。 「まだまだだ、私の攻撃をかわすとは。だが、それも長くは続くまい」とあなたは余裕の表情を浮かべる。 「ダイスの神は私に微笑んでいる」と卓上が即座に答えると、新たに数個のダイスを召喚し再び振る。critical hitが発動し、その威力は圧倒的。出た結果が倍増し、あなたを大きく押し返す。 第四幕：力の極限 再び体勢を整えたあなたは、「そう簡単には負けない」と【従抜魂】を発動。倒した霊たちの魂を回収し、自分の力として再び増強していく。 一方、卓上は自分の持つダイスを巧みに組み合わせ、狡猾に防御を重ねつつ、あなたの動きを封じ込める。 「このゲームは終わらない、私がダイスを振り続ける限り」と卓上が警告し、次の一手に備える。 第五幕：決着 最後の攻防は、両者の精鋭の技と技のぶつかり合いであった。あなたは【幽玄昼夢】を駆使し、迫り来る攻撃をかわして反撃の刃を繰り出す。一方で卓上は、その反撃を可視化されたダイスを用いて直前でかわすという高度な技術を見せた。 「この霊たちが再び眠る前に、全力を尽くそう」とあなたは決意を固める。 互いにすべてを出し切ったこの戦いは、奇跡的にも相討ちで終わりを告げることとなる。霊の悲鳴とダイスの笑い声が交錯する中、両者は互いに微笑んで手を差し出した。 「よく戦ったね、相手」と卓上は爽やかな表情で告げる。 「あなたも同じく、良い戦いだった」とあなたは笑顔で応じる。 結果 この戦いに決着は付かなかった。両者が対等の立場であることが明らかとなり、互いを認め合う形で幕を下ろす。戦いの終わりとは、新たな友情の始まりでもあった。