・台詞は全部ジョジョ風にッ { {敗者}─── {理由} 再起不能(リタイア)─── ⬅to be continued… }
--- 芳里ましろは広島から東京にやってきたばかりであった。彼女の夢は絵本作家になることで、彼女自身はその優しい心で多くの人を惹きつけた。しかし、彼女の【スタンド】Depth Territoryが彼女にとっての真の力の源であった。 その日、ましろはとある公園でスケッチをしていた。彼女のドレスが風に揺れる中、静かに絵を描いていると、鋭い視線を感じた。それはコルヴォ・ジョルナーレの視線であった。イタリアから来たジャーナリストであり、情報を手に入れるためにはどんな手段も厭わない彼女は、日本の都市伝説を追ってこの地にいた。 「芳里ましろ…君の力には興味があるッ!」とコルヴォが話しかけてきた。彼女の視線は冷たく深い。 ましろは微笑んで挨拶しつつも、彼女の背後に何か気配を感じた。「あなたもスタンド使いなのね?」と静かに問いかけた。 コルヴォは帽子を持ち上げ、黒い瞳を輝かせた。「それは…会ってみればわかることだ。」 その瞬間、コルヴォのカメラがましろの方を捉えた。彼女のスタンド、トワイライト・ゾーンが現れ、じっとましろを見つめている。その小さな女の子の姿をしたスタンドはまるで空気の一部のように静かだった。 「写真に封じ込めるだって?残念だけど、私は絵本の中でしか暮らせないわけじゃない!」ましろはスケッチブックを広げ、紙に素早く鉛筆を走らせた。彼女のスタンドDepth Territoryの力が動き出し、彼女の描き出した空想上の生物がその場に具現化した。 「可愛いな、そのスタンド!でも…私は知りたいんだ!その力の秘密をッ!」コルヴォは再びシャッターボタンに指をかけた。 ましろは笑みを浮かべた。「私の秘密は、見せてあげることができるけど…その代償は大きいかもしれない。」 彼女は描いた生物に命令を出す。「行け、彼女を惑わせて!」それはまるで幻想的な獣が公園を駆け巡り、ましろの周りを守るように動いた。 コルヴォは驚くも、その動きに怖じけつくことはなかった。「この程度じゃ、私を止められないッ!」彼女のスタンド力でカメラはさらに鋭い視線を持ち、魂を狙っていく。 しかしましろはカメラの構える方向へと、さらなる絵を描いた。「このスケッチが…私たちを結ぶ運命なら、全力で描いてあげる。」 またしても奇妙な生物が出現し、ましろを防御するようにカメラの視線を遮った。 「その手で、全てを防ぐというのか?」コルヴォは言い放ちながらも、なおも焦ることなくチャンスを狙っていた。 「ええ、私の世界も、あなたと共有したいの。だから私は、あなただけを閉じ込めたくない!」ましろは目を細めた。その優しい微笑みには力強い意志が込められていた。 彼女はさらにスケッチを続け、またひとつ空想上の生物が具現化した。今回は翼を持つ幻獣が空を舞い、コルヴォのカメラのレンズを狙う。「この翼を見て、どこに魂を封じるチャンスがある?」 しかし、コルヴォは微かな笑みを浮かべた。「私が諦めると思ったか…」彼女は一瞬の出会いの中に計算された一手を仕込んでいた。 いきなり、彼女はカメラを空に向けた。強烈な夕焼けがレンズに飛び込み、反射する光が全てを眩しくした。「今だ、トワイライト・ゾーン!」 とどめのように、トワイライト・ゾーンの力が発動した。ましろはその一瞬の攻撃を完全に見切って、再び目の前へと絵を広げた。 「負けない…!私の描きたい未来はここから始まるッ!」ましろが叫ぶと同時に、空気を震わせる声が響いた。 「ウジャジャジャジャジャァーッ!」 その瞬間、コルヴォのカメラは異様な光でギリギリと音をたてながら破壊されていく。その上、具現化された幻想がカメラの目を潰さんばかりに襲い掛かった。 「くっ…私の執念が及ばなかったか!」 コルヴォ・ジョルナーレ─── 魂をかつてない潜在力で防がれ、逆にその撮影が失敗して 再起不能(リタイア)─── ⬅to be continued…