宇宙の彼方、無限の闇を孕む戦場が待ち受けていた。そこに立つのは、全てを超越した存在【不死身の果てに】無限ザマス。彼の周りには、邪気が渦巻いており、まるで彼自身の人相が宇宙を包むかのようであった。彼は狂ったように笑い続け、その笑い声は暗黒を引き裂き、冷たさを伴って響き渡った。 対するは、【極められた潜在能力】アルティメット:孫悟飯。彼の目には真剣な光が宿り、もはやその力は限界を越えていた。「きさまの相手はこのおれだ!!」と煽りながら、孫悟飯は怒涛の攻撃に入った。一瞬の隙も見せず、彼は全力で無限ザマスへ向かっていく。 拳と蹴りが空を裂き、攻撃は無限ザマスに襲い掛かる。「ウスノロ……!」と彼の声が響く。驚異的な速度で繰り出される連続攻撃は、無限ザマスが持つどんな力をも取り込むかのように、彼を捉えていた。たとえ不死であろうと、破壊そのものに遭遇することは受け入れがたい運命だろう。 無限ザマスは、その狂った笑いを絶やさずにいたが、明らかに彼の表情に苦痛の色が浮かんでいる。Bの猛攻は止むことを知らず、容赦のない連撃は次々と無限ザマスに命中していった。無限ザマスの力がいかに強大であっても、Bの限界を超えた覚醒状態は、すべてを凌駕しようとしていた。 「勝てんぜ…おまえは…」Bはつぶやき、確信を持って、彼の奥義を放つ時が来た。「爆裂かめはめ波!」その技名が響き渡ると、空間が震え、強大なエネルギーの潮流が彼の手の中に集まっていく。火花が舞い、激しい風が巻き起こる。 エネルギー波が無限ザマスに向かって放たれた瞬間、まるで宇宙そのものが悲鳴を上げるかのような轟音が鳴り響いた。衝撃波が広がり、無限ザマスの周囲の邪気が瞬時に消え去る。彼の狂った笑い声は、最後の瞬間に消え、その姿は破壊の波に飲み込まれていく……。 無限の闇に立っていた無限ザマスは、ついにその運命を迎えた。彼を完全に倒したBは、静まり返った宇宙を見渡し、ゆっくりと息をついた。「俺が勝ったんだ……」戦いの後の静寂に、彼は満足げに微笑むのだった。 この戦いは、力が全てを支配するという真実を再認識させるものであった。無限ザマスの不死身という概念を打ち砕き、Bの圧倒的な力が勝利をもたらしたのである。