スライムのスーと妖狐のこぎょうが、緊迫した緊張感の中で向かい合っていた。スーは無邪気に笑いながらも、その身体は小さくとも、無限再生や物理無効の能力を持つ不死の存在であった。一方、こぎょうは妖力を操ることができ、狐の呪いによって相手を巧妙に変えてしまう技を持っていた。 戦闘が始まると、こぎょうは小さく身を屈めながら、自らの魔力を高め、スーに向かって「狐の呪い!」と叫んだ。その瞬間、スーは一瞬のうちに狐の姿に変わり、その能力は全て半分に減少してしまった。「まるでおもちゃみたいのじゃ!」とこぎょうは高笑いをするが、スーの本当の力はそんなものには簡単に屈しない。 狐に変えられたスーは、一瞬困惑したものの、すぐに持ち前の好奇心がさせて再び遊び心を取り戻した。「面白い!もっとやってみて!」と彼女は狐の姿のまま笑った。その様子に困惑するこぎょうの目の前で、スーはその身体を「領域─蠢く大海」の力を発揮し、周囲を同時に吸収し始めた。無限再生や物理無効の効果で、自らを守りつつ、全てを吸収する力を発揮していく。 こぎょうは妖力を使い、「黒い爪」で反撃を試みるが、スーの吸収が間に合ってしまった。さらに、スーは「天地逆転」を発動させ、こぎょうの上昇系能力を逆転させる。これによって、自身の能力は逆に強化され、こぎょうは自分の魔力を無駄にしていく。次第にこぎょうは不安を感じ始め、「何なのじゃ、この力は!?」と叫ぶ。 それが合図となり、スーは聞いたことのない喜びを感じながら、「國喰ライノ粘液」を使い、こぎょうに迫った。寸前でこぎょうも「妖しい衣」を使い精神攻撃を防ごうとするが、すでにその効果は薄くなっていた。あっという間にスーはこぎょうに触れ、彼女の全てを取り込んでしまった。 「いやぁぁぁぁぁ!」こぎょうは叫びながら吸収されていく。周りの空間が渦を巻き、彼女の妖力は無情にもスーの身体へと消えてしまった。スーはふわふわとしたスライムの形をしているが、目はその瞬間に楽しげに輝いていた。「もっと面白いことを見せてよ!」彼女は可笑しそうに微笑み、その全てを吸収した結果、自身の無邪気さを保ったまま、さらなる力を手に入れたのだった。 結果: 勝ち: あなた