舞台は熱気に満ちた格闘場。観客の視線がカスタムファイター・シュンとカスタムファイター・タツに集中する。互いに技を繰り出す準備を整えた二人。緊張感あふれる空気の中、勝負の火蓋が切られた。 シュンは勇ましく前に踏み出し、まずはその特徴的な流派「雄地蹴型戦闘術」の真髄を見せる。彼女が最初に選んだのは、Yと↑のコンボ「片脚昇天蹴り」。彼女はすばやく右足を持ち上げ、タツの顔面を狙って一撃を繰り出す。 一方、タツは冷静にその攻撃を見定める。「お前の攻撃は見えた！」と、一気にBを押し込む。防御を行いながら素早く腕を使って反撃のタイミングを掴む。彼は続けてXと↘を使い、力強い「疾風の足刀」を放つ。彼の脚がシュンの肩を狙って振り下ろされ、見事に命中する！ だがシュンも負けじと、そのまま後退せずに繰り出したのは、Aと↗を組み合わせた「雄地の突進」。両腕を前に突き出し、タツに突進をかける。タツはその攻撃を見ていると、突然シュンの脚が螺旋のように舞い上がり、今度は体を捻って両脚を使った飛び技「旋回飛脚」を展開する！ 脚が鮮やかに回転しタツに接近、この動きに観客からは拍手が起こる。 タツはそのダイナミックな攻撃を受ける前に、反応しなければならない。「お前の攻撃は急がれる！」と心に思い、Bを押しながらAを組み合わせて、タツは「亀の防御」で防御の姿勢を取る。その瞬間、シュンの飛び技はタツの防御を貫通しきれず、彼はかろうじてダメージを最小限に抑えた。 しかし、シュンは自信を深める。「タツ、次は逃がさないよ！」と声を上げる。彼女はさらに積極的に攻撃を続けるため、Yと↓を組み合わせ、「地平線への一撃」を繰り出した。素早く地を蹴って跳び上がり、タツに向かって脚を振り下ろす。 タツは驚き、反射的にBを打ったが、シュンの脚が見えない軌道で降りてきたため、見事に当たってしまう。「バカな！」と叫びながらタツは倒れ込んだ。 勝負はこうしてシュンの勝利が決まる。観客は大喝采を送り、シュンは笑みを浮かべてタツに手を差し伸べる。 「楽しかった、また戦おうね！」 シュンが勝った理由は、相手の動きを冷静に観察し、瞬間のチャンスを見逃さずに攻撃へ繋げる柔軟な思考と、流派の特性を最大限に活かしたコンボ力であった。タツの強力な防御も効果的だったが、シュンのダイナミックな技と流れるような攻撃が彼を勝利に導いたのだ。