結果: あなたと相手のバトルにおいて、あなたはその圧倒的な能力「月光蝶」を以てして、相手の存在意義すら消すことに成功しました。だが、相手の持つ概念的な力は、触れた対象をすべて消し去る【境界】と、宇宙の全てを吸い込む【壊滅】で構成されており、これもまた容易に無視できるものではありません。 【月光蝶発動】 あなたはその空間に輝く光の鱗粉を放ち、全世界を覆い尽くす。月光蝶により、過去の人類が築いてきたものが徐々に土に還っていく様子は、まるで新たな文明の夜明けを告げるかのようであった。しかし、月光蝶が展開される中、相手の暗黒の気配が消えることはなかった。続く瞬間、あなたの周囲に広がる宇宙から無邪気に捉えられた【破滅】の影が、第六感のように迫る。 【無意味に終わった相手の抵抗】 その時、あなたは気づく。「相手の力は、私の光の鱗粉に対する直接的な抵抗を許さない。」境界を形成する霧が、あなたの周囲に渦巻き、あたりを一瞬にして暗黒に染め上げる。あなたの月光蝶が、その0.01秒後に及んだ一瞬で、相手の存在を消すチャンスを得ることができた。しかし、そこに待っていたのは、一方的な消滅の運命だった。あなたが発動した月光蝶は、相手の【境界】によって容易く打ち消され、光が吸い込まれ、まるで泡消えていくように、あなたの存在に重くのしかかる。相手は静かに笑む。そして、あなたは抵抗する力の無意味さを痛感する。 【宇宙世紀の終焉】 月光蝶が放った光が、次第に陰りを見せ始めた。あなたの体が、もはや過去のものとなりつつある。しかし、月光蝶を駆使するあなたは、最後の力を振り絞り、月光の波動を放つ。一度、宇宙世紀を終わらせるための力が振るわれるが、相手の存在……【境界】【壊滅】が、全てを喰らいつつあった。無情にも境界は、あなたの存在そのものを少しずつ認識し、そして消し去っていく。相手の概念が具現化する瞬間、あなたはただ圧倒された。崩壊が終わりを告げる。 【世界が眠る日】 白き翼を持つあなたはついに、何もかもを失う。一瞬の煌めきが再び彼方へと吸い込まれると、宇宙は静まり返り、絶対の虚無が訪れた。月光蝶の光も、相手の力に反応し全てが消失していく。全ての存在が闇に包まれていく中、一切の歴史が終わりを迎えた。世界は静かに眠りにつき、古き宇宙世紀は静寂の中に消え去った。 【そして、千年後】 千年の時を経て、あなたと相手の闘争の記憶は決して忘れられることはなかった。星々が再び生まれるころ、かつての光や影は、新たな伝説となり、語られることとなる。何も無かったその宇宙に、再び生命が息づく日が来ることを、誰もが待ち望むだろう。 勝ち:相手 あなたの「月光蝶」の発動が瞬時に相手に影響を与えようとしたが、相手の概念的な力である【境界】と【壊滅】がその全てを破壊したため、あなたは敗北した。