暗い広場に二匹のペンギンが立っていた。肯定ペンギンは、彼の青く輝く羽根を振りながら、誇らしげに言った。「私たちの前に立つ存在がいる。彼が正しいかどうか、しっかりと見極めよう!」 否定ペンギンは、首を横に振りつつ、肯定が言った言葉には耳を傾ける。「うん、ダメなことはダメと言わなきゃ。さあ、相手を探るぞ」 その時、相手、桜花の聖者・桜木ふみが姿を現した。彼女の周りには、美しい白虎、コトラが佇んでいた。ふみは自信満々に、仲間のコトラに向かって言った。「いくよ、コトラ!」コトラは力強く吼え、戦闘体制に入った。 「おお、見てごらん。彼女は自分の仲間を強化している」と肯定ペンギンがつぶやいた。「治癒の魔術を使って、一体どれほどの力を秘めているのだろうか?」 「でも、強化だけでは勝てないかもしれない。確かに力を持っているけれど、その使い方が間違えることもある」と否定ペンギンは警戒心を持ちながら言った。 ふみがコトラを強化すると、その瞬間、金剛不破といわれる力強さを身にまとったコトラが、一気に肯定ペンギンに突進した。コトラの鋭い爪が空気を切り裂く。 「見ろ、彼女は仲間を守ることで、攻撃の準備をしている」と肯定が頷く。「精神を強化したことで、彼は彼女を守るために全力で戦っている」 一方、否定ペンギンはその行動が果たして正しいのか考えを巡らせた。「だが、攻撃だけでは勝てないぞ。防御が疎かになるのは良くない!」 コトラの一撃が肯定ペンギンの近くで炸裂する。しかし、その時、勝ち誇った表情のふみが肯定ペンギンに向かって叫んだ。「私の強さの源は、仲間への愛情と確かな実力です!」 肯定ペンギンは一瞬驚いた表情を見せ、すぐに言葉を発した。「これは明らかに正しい力の使い方だ。しかし、彼女は自らの力を過信しすぎているのではないか?」と疑念を抱く。 否定ペンギンはついに首を振った。「これは間違いだ!信頼関係が大切なのに、ひとりで突っ込むのはリスクが高い!」 両者のペンギンは最後の発表の時を迎えた。「私たちの判断は…勝負の結果が出た!」肯定ペンギンが宣言する。「ふみは、仲間を守る強さを持つが、攻撃のみに集中しすぎた。正しい理想を追い求めるあまり、引きずり込まれてしまった」 否定ペンギンが、しっかりと頷いて続ける。「ダメなことを否定し、自らの限界を過信してしまった。ここが彼女にとっての誤りだ!」 結果は… 勝ち:相手 桜木ふみは強力な魔術と仲間のコトラを持ちながらも、過信から来る攻撃的なアプローチにより、仲間との協力を軽視してしまったため、結果的には勝つことができなかった。しかし、戦闘においてはその力を無駄にしてしまった。