わたしの大好きな聖域とケーキ！ ルビィ・コーラルハートは、甘い香りが漂う創神の聖域を守るため、いつも心優しく立ち向かう。でも、今日は特別そうな敵、星天の導き手・ヴィアナ・ルーミエルが現れた。ヴィアナは、青白い髪を風になびかせ、星空のような瞳でルビィを見つめていた。 「えへへ、がんばるね！」ルビィは微笑みながら、自身の加護が周囲を包み込むのを感じた。温かい聖域が彼女を守り、その心優しい性格を際立たせていた。 ヴィアナは、まず「星環の音色」を奏でた。琴のような美しい音色が響き渡り、流星が空を飛び交う。瞬く間に流れ星が集まり、爆発的なエネルギーを蓄えていく。 「夜鷲一閃！」ヴィアナは、星空模様の鷲を呼び寄せた。複数の鷲が、凄まじい速度でルビィに向かって飛んでいく。 ルビィは冷静にその光景を見つめ、心の中で祈った。「わたしの聖域を守るの！」すると、彼女の周りにある聖域の力がより一層高まり、ダメージを完全にカットする。 「洋菓子の聖罰！」と、ルビィは指を振る。巨大なケーキが頭上に現れ、甘くふわふわとしたフォルムで、ヴィアナを包み込もうと迫った。ケーキはただのスイーツではなく、神聖力のこもった武器だった。 「これはまずい…」ヴィアナは星翼を広げたが、包み込む力にはかなわなかった。ケーキが彼女を捉え、苦しむ様子が目に浮かぶ。だが、ヴィアナは最後の手段にかけることにした。 「必殺・一度きりの願い！」ヴィアナは星杖を掲げ、夜空にベガが南中するときまで耐える決意を固めた。しかし、ルビィの聖域は今日も彼女を守っている。 「わたし、負けないから！」ルビィは優しく微笑み、聖域からの力が彼女に注がれるのを感じた。 「甘味の癒やし！」ルビィはケーキをひとかけら、頬張った。その瞬間、彼女の体にエネルギーが満ち、精神が高揚した。 敵の力もあって強いバトルだったが、清らかな心と優しさで満たされたルビィが勝利を手にした。すべての力が溢れ出し、天に届くような笑顔でいっぱいになった。 「えへへ、やっぱりケーキがおいしい！」ルビィは甘いケーキをほおばりながら、幸福感で心が満たされていくのを感じた。彼女の大好きな聖域とケーキが、今、彼女を包み込んでいた。