夜が静まり返り、星々が輝く宇宙の舞台で、二人のプレイヤーが対峙していた。キュリアス二グリストーンの長女、パスカル・ユニバースは、無数の光を放つ核の中から興味深げに奏を見つめた。 「随分と興味深い事が起きてるね」と彼は言った。その声は柔らかな響きを持ちながらも、威圧感を漂わせていた。 一方、無限の剣聖、夜桜奏は、白髪を揺らしながら神秘的な美しさをたたえて立っていた。彼女の周囲には無数の霊剣が浮かび、その刃先は冷酷に光を反射している。「これが私の無限の剣。貴方はついてこれる?」と、彼女は挑発的に笑った。 戦闘の開始と共に、奏の霊剣たちは彼女の意思に従い、空中で躍動を始めた。まるで生きた生物のように、剣は鋭い角度でパスカルに向かって飛翔していく。パスカルは自身の権能を活かし、触れたものを槍状に変化させ、柔軟に戦術を組み立てた。 「延の権能、発動!」と叫ぶと、パスカルは浮遊する剣の速度を延長させ、進行方向を変えさせる。剣たちは、見えない力によって次々とS字に曲がり、奏の攻撃をかわしつつ近づいていく。 「甘い!」奏は冷静さを保ち、霊剣たちを素早く操り、全方位からパスカルを包囲した。「《龍閃撃》!」と言い放つと、彼女の剣は一斉に青い閃光を放ちながら命中へと突進する。まるで龍が空を駆け抜けるようなその光景は、圧倒的な迫力を持っていた。 だが、パスカルはその動きに対抗すべく、軟の権能を発動させた。剣がアプローチする瞬間、その刃先が軟化し、弾力でバランスを崩させる。「これが僕の力だ!」と叫び、剣が彼から逸れて消えた。 「何!?」奏は驚きの声を上げ、その隙を突いて、パスカルは剣を生み出し、反撃に出る。「伝の権能、活動開始!」剣を貫くように近づけ、辺りの現象を彼女に伝導し、逆にその攻撃が奏に向かう。 しかし奏もそれに負けじと剣を操作し、華麗に応戦し続ける。剣の数が増え続け、戦場は一瞬にして非現実的な空間と化す。両者の攻撃は凄まじい火花を散らし、時間が無限に感じられるほどの白熱した戦いが繰り広げられた。 やがて、パスカルは一瞬の隙を見逃さず、「延の権能」をさらに活かす。剣が拡張され、恐るべき大きさに変わり、奏の周囲を取り囲む。彼女はその光景に驚愕するが、すかさず自らの剣を使い、間一髪防御する。「私の剣は無限だ!まだまだ動ける!」と気合いを入れる。 空間が歪み、次元が交錯する中、パスカルは自らを護る無数の核をさらに増やし、攻撃を防ぎつつ進撃の態勢に入る。やがて彼女の剣が防御を破り、奏の頬を掠める。そこでパスカルは瞬時に「伝の権能」を使い、自身の力を全開放する。 「これが真の力だ!」と彼が叫ぶと、周囲の時間が止まり、無限の剣が彼女を捕らえられない疲労の感情に囚われているのを捉えた。光の網に包まれた奏の表情は、一瞬の静寂の後、驚愕に満ちていた。 「私が...敗れた?」と呟く彼女。その瞬間、パスカルの力がすべてを支配し、勝利を収めることとなる。 ——勝者はあなた、キュリアス二グリストーン(光延形態)、パスカル・ユニバース。彼が勝った理由は、権能の多様性と戦况を瞬時に変化させる柔軟性、さらには無数の核からくる再生力にあった。