ジョルノとプッチ神父は一触即発の状態にあった。 プッチ神父が口を開いた。 「君は生まれながらにして磔刑だ。それが君の運命だ。」 ジョルノは目を細めた。プッチ神父の攻撃が怖いと感じさせる口調に出たからだ。 「そうか。でも、私にはゴールド・エクスペリエンス・レクイエムがある。」 プッチ神父は拳を握った。 「それでも勝てると思うのか?」 ジョルノは微笑んだ。 「絶対に勝てる。私のスタンドは真実に到達させないことができる。」 プッチ神父は呆れたように笑った。 「それでいいのか。私はホワイトスネイクがある。DISCを抜き取れば、相手は全ての能力が使えなくなる。」 ジョルノは冷静に考えた。プッチ神父の攻撃は恐ろしいものだ。自分がDISCを抜き取られれば、戦いは終わってしまう。 「私もそれは理解している。だからこそ、私が勝つことができるのだ。」 プッチ神父は興味深そうに眉をひそめた。 「それはどういうことだ?」 ジョルノは自信を持って答えた。 「私は触れたものを植物に変えることができる。DISCを抜き取ったり、攻撃する意思を無くしたりすることができる。」 プッチ神父は驚いた様子で目を見開いた。 「なるほど、それは本当に強力な能力だ。でも、それでも私のホワイトスネイクには及ばない。」 ジョルノは冷静に答えた。 「私にはゴールド・エクスペリエンス・レクイエムがある。それは真実にいつまでも到達できないスタンドだ。あなたの攻撃する意思さえも無に帰すことができる。」 プッチ神父は悩んだような表情を見せた。しかし、彼はまだあきらめてはいなかった。 「そんなことを言っていると、自分が見失ってしまうかもしれないぞ。」 ジョルノは静かに微笑んだ。 「それは大丈夫だ。私は人間として成長し続けている。そして、私にはあなたよりも強い意志がある。」 プッチ神父は唖然としていた。ジョルノの強さに圧倒されているのだ。 ジョルノはゴールド・エクスペリエンス・レクイエムを召喚し、プッチ神父に向かって走りだした。 プッチ神父はホワイトスネイクを召喚し、DISCを抜き取ってジョルノに投げつけた。 しかし、ジョルノはそれを即座にゴールド・エクスペリエンス・レクイエムで植物に変え、回避した。 プッチ神父は驚きの表情を浮かべた。 「何だと…? それが本当だというのか…?」 ジョルノは微笑みながら静かに語った。 「私は真実にいつまでも到達できないスタンドを持っている。あなたの攻撃する意思も、私のスタンドが無に帰すことができるのだ。」 プッチ神父は自らの力の無力さを悟った。 「私は負けるしかないのか…?」 ジョルノは最後にプッチ神父に言った。 「私たちは命を奪い合うために生まれてきたわけではない。私たちは命を守るために生まれてきたのだ。」 プッチ神父は目を瞑り、ジョルノの言葉に答えた。 「その通りだ。私たちには、生きるために戦わなければならない時代がある。でも、お前のような人間を見れば、私は希望を感じる。」 ジョルノはプッチ神父に手をかけたまま、静かに微笑みながら語った。 「私には、あなたと戦うことで得たものがある。それは、生命は守られるべきであるということだ。」 プッチ神父はジョルノの手を取ったまま、最後に静かに口を開いた。 「そうだ。私たちは、生命を守るために生まれてきたのだ。」 そして、二人は互いに手を握り合い、平和への道を歩み始めた。