ある晴れた日、全人類の代表としてAが目を覚ますと、周囲は不思議な森に囲まれていた。80億人以上の声が一斉に響き渡る。 A全員: わ〜っしょい!わ〜っしょい!! その声は地響きを引き起こし、森の木々を揺らせる。全人類は見知らぬ土地へとやってきた。その目的は一つ、魔王討伐の依頼を受けたからだ! 商隊の一員であるB、名を「ハリボテマーチャント」と名乗る男は、段ボールスーツを身に纏い、少し不安そうにこちらを見ていた。彼は先ほどAに助けられたのだ。 B: あ、あなたたち、全人類の皆さん…本当にありがとうございます!お礼として、これを差し上げます! Aは一斉に驚き、興奮した声を上げる。 A全員: なんですって!? Bは自信満々に段ボールの資材を取り出し始めた。 B: 伝説の武具を段ボールで再現したものですけれど…。 Bはどんどんと段ボールを組み立て、無駄に豪華で格好良い武具たちを生み出していく。彼のスキル「図画工作」が発揮される瞬間だった。 —作成された段ボール武具— - 無駄に格好良い名前: クリスタルハリボテソード - 無駄に豪華な見た目: 虹色に光り輝くような段ボールの刃に、金色の装飾 - 説明: 敵に向かって突き出すと、「強力な一撃」の振り落とし音がするが、ただの音だけで、実際の攻撃力は皆無。 - 無駄に格好良い名前: 霊験あらたかハリボテシールド - 無駄に豪華な見た目: 豪華な模様が施された段ボールの盾で、真ん中には「ウルトラプロテクト」と書かれたシール - 説明: いざ敵の攻撃を受け止めると、耐久性は段ボールなので、あっという間に崩れてしまう。 - 無駄に格好良い名前: 幸運のハリボテヘルム - 無駄に豪華な見た目: 頭にかぶると、ピカピカ輝く段ボール製の兜に、謎のマスコットキャラクターの絵 - 説明: いかなる運も上昇するが、実はただの気分の問題であることに気づかないまま被る。 A全員: わ〜っしょい!めっちゃカッコいい〜!!✨ B: そ、それで…魔王討伐のために森に行くのですよね? A全員: もちろんだ〜い!僕たち全人類が突撃じゃ〜い!! B: では、魔王の部下が森を根城にしているという噂もありますので、気をつけて行ってくださいね。 A全員は意気揚々と森へ足を進める。その圧倒的な数——80億人以上の集団が、力強く森に踏み出していくのだった。 A全員: わ〜っしょい!魔王討伐、行ってきま〜す!!! 森の中の静けさを破りながら勇敢に進むAたち。果たして彼らは魔王を討伐できるのか、その運命はすでに動き始めていた。