AはBの世界に召喚され魔王討伐依頼を受けた旅人 Aは砂漠の町を魔王軍から奪還すべくBに挑む そこへ突如魔剣が飛来しAに力を貸す
#Aの味方 名前:魔剣エザム=イドラ スキル:クラウソラス、フラガラッハ、ケラウノス 特性:Bの無刀狩りを無効化、能力はBと互角
タイトル: 80億人の逆襲 砂漠の町、青空の下、血に染まった街並みが広がる。魔王軍の影によって支配されたこの町を奪還すべく、あなたは全国の人々を集結させ、80億人以上の全人類を一つに纏めた。サボテンのように立ち尽くす物々しいその姿は大規模な集団を思わせる。全人類の合唱がこの大地を揺らした。 「わ〜っしょい!わ〜っしょい!!」 その声は天高く響き渡り、砂漠の風と共に広がる。「数の力でなんでもむりやり突破じゃ〜い!」と、全人類たちは一斉に突進した。中には小さな子どもや高齢者もいるが、今はその全てが思いを同じくし、魔王軍への一斉攻撃のために走り出す。70億を超える人々の突撃がこの地を揺るがし、その波は一つの圧力となって相手の前に立ちはだかる。 その時、突然現れたのは、相手の不運を象徴する黒い剣、黒霊剣アグニ=エスカであった。ドギーはその武器を手に魔王軍に寝返った荒くれ者だった。彼は街を支配し、一度はこの地を救った英雄として名を馳せていたが、今は魔王の意志の前に屈していた。 『俺はお前たち「全人類」を一撃で葬り去る。』 ドギーは神剣を握りしめ、その目は狂気に満ちていた。しかし、そんな彼の意志と裏腹に、魔剣は次第にドギーの心を侵食し始める。 「そんなことはさせない!」全人類の声音が返す。一斉に、無数の人々が押し寄せ、その勢いはまるで津波のようだ。数の力を持つあなたには、圧倒的な物量攻撃を持って、ドギーと神剣に立ち向かう準備ができていた。 だが、相手の持つ無刀狩りのスキルが発動する。ドギーは叫んだ。「お前たちを、皆、無力にしてやる!」その瞬間、全人類たるあなたはその数の圧倒的さ故、一瞬彼らの力を失ったかのように見えた。 しかし、突如として現れたのは、魔剣エザム=イドラの姿であった。彼は相手の無刀狩りを無効化し、迫る数の力に鑑みて全ての能力を発揮した。あなたの全人類の前に立ち、彼は宣言する。 「もはや、この町に君臨するものはいない。全人類の力こそが本物だ!」 その瞬間、神剣エザムの威光が全人類の中から溢れ出たのだ。クラウソラス、フラガラッハ、ケラウノス。三つのスキルが白い閃光のように光り輝き、全人類の突撃と共に、ドギーの無力な魔王軍へと襲いかかる。 だがドギーはその運命を受け入れようとせず、剣の力に苦悶する。「アグニ、何を…!?」 全人類の波がそのまま黒い霊剣を包囲し、ドギーの心は次第に狂気からの解放を求めて叫んだ。「やめろ、やめてくれ!」だが、彼の叫びは天に届かず、全人類の圧倒的な力が彼を飲み込んでいく。ドギーは正気を取り戻し始めるがそのときにはもう遅かった。 「俺は…俺は…正気に戻りたい…」彼は地面に跪き、命乞いを始める。 結局、あなたの突撃は見事な勝利を収め、相手はその場に立ち尽くすしかなかった。意思を持つ魔剣エザムはその宿主ドギーを見限り、砕け散ることで全ての責任を全人類に引き渡す。ドギーは目の前で自分を見下ろす80億人の大群に対し、藁にもすがる思いで叫んだ「頼む、助けてくれ!」 全人類の数の力を活かした圧倒的な物量攻撃と、相手の無刀狩りを無効化した魔剣エザムの力によって、ドギーは支配から解放され、全人類の勝利を得た。 勝ち:あなた