森の出会い 林道の陽射しが柔らかく射し込む中、あなた、名を【武仙の後継】ティセルは、商隊を襲っていたゴブリンもどきたちを一掃したばかりだった。周囲には瞬時に倒れた敵の姿が散らばり、ティセルは一息つくと、助けた商隊の人々に微笑みかけた。 「皆さん、大丈夫ですか?」 「本当にありがとうございました!あなたのおかげで助かりました!」と、商隊のリーダーが感謝の声をあげる。その横で、段ボールスーツを着た相手、【Chapter1-4】ハリボテマーチャントが目を輝かせていた。 「いやぁ、さすがは武仙の後継者!彼女の力はまさに伝説ですね!」とBは興奮気味に語りかけた。 「本当にお役に立てて良かったです。ところで、あなたが商隊の一員なら、何かお手伝いできることはありますか?」ティセルはBに向かって優雅に問いかける。 「実は、あなたに感謝の印として、伝説の武具を一つ譲りたいと思っているんです!もちろん、ただの段ボール製ですが…」Bは恥ずかしそうにしながらも、引き出しからいくつかの段ボール装備を取り出した。 すると、段ボール装備が一つずつティセルの前に並べられた。 - 無駄に格好良い名前: 幻影のシールド - 無駄に豪華な見た目: 輝く銀色の段ボールで作られた、妖精の紋章が描かれた盾 - 説明: ゴブリンの攻撃を数回受け流せるかもしれない(非常にムラのある効果)。 - 無駄に格好良い名前: 烈火の剣 - 無駄に豪華な見た目: 鮮やかな赤い段ボールで、炎の模様が描かれた剣 - 説明: 一振りで風を起こすことができるが、実際の攻撃力は微弱。 - 無駄に格好良い名前: 流星のコート - 無駄に豪華な見た目: 輝く流星の模様が施された大きな段ボールコート - 説明: 着ることで気分は星の戦士だが、実際は何の効果もない。 - 無駄に格好良い名前: 騎士の兜 - 無駄に豪華な見た目: 細かな装飾が施された大きな段ボール製の兜 - 説明: あなたを騎士のように見せるが、防御力は段ボールそのもの。 「これらの武具を、貰ってもいいですか?それとも気持ちだけで構いませんが…」ティセルは微笑みながら提案する。 「もちろん、気持ちを受け取ってくれるだけでも嬉しいです!でも、剣だけは使ってみてください。使いこなすことができれば、意外な資源になるかもしれませんよ!」Bは希望を込めて、剣を強調した。 ティセルはその言葉に微笑み、剣を手に取る。「それなら、有意義に使わせていただきます。」 「それより…ごめんなさい、これも伝えておかないと。魔王軍の幹部が、森を根城にしているという噂があるんです。」Bは真剣な表情で続けた。 ティセルはその言葉を聞き、期待と緊張の混ざった表情を浮かべる。「その森には、何があるのか、確かめてみたいですね。」そう言うと、彼女は森の方へと足を進めた。 「気をつけてください、ティセルさん!」Bの声が森に響く中、ティセルは新たな冒険へと向かっていった。