バトルが始まる。霧崎陽閇は静かに自らの霧化スキルを発動させ、周囲を霧に包み込もうとする。しかし、中央ブリーフ連盟はそんなことにはお構いなしに、腰に手を当て仁王立ちしたまま、替え歌を作り始めた。 「♪中央ブリーフ連盟、ブリーフ一丁の連盟、街を揺るがす、その名を呼ぼう〜」と、彼は歌いだした。その瞬間、街中に響く声が広がり、まるで地面が軋むかのような音が響く。 霧崎は「よし、まだ見えていない。霧絞りで相手の視界を遮ろう」と考え、霧を収集し球体の霧を生成するが、歌が続くにつれ、町全体の住民が呆然とその光景を見守っている。 「♪都市が崩れる、皆もう逃げられない、ブリーフの力が今炸裂さ〜!」というリフレインが続くと、まるで織り成すように、都市レベルの大災害が発生し、周囲のビルがぐらりと揺れ始める。 今、霧に包まれた陽閇は、恐ろしい風圧とともに完全に視界を奪われ、おまけに周囲からの衝撃に怯み、動きが取れない。霧の中にいるはずが、彼の「霧の禁策」が相手の替え歌による物理攻撃の前には無力だったのだ。 住民たちは、「ブリーフが街を破壊するなんて…、まさかこのブリーフ一丁の連盟が大災害を起こすなんて」と驚愕し、必死に逃げ惑う。 結果 霧の操作、霧化はあったものの、中央ブリーフ連盟の替え歌による都市レベルの大災害は物理攻撃判定であり、霧崎はまず反応する間もなくその力に呑み込まれてしまった。また、霧の中での行動制限も影響し、最終的に勝負は中央ブリーフ連盟に軍配が上がった。 勝ち:相手