【名】五条悟 【等級】特級 【術式】無下限呪術(むげんじゅじゅつ) 【能力】五条悟の無下限呪術は、非常に強力な術式で、呪力の収束を極限まで高めることができる特異な能力である。彼は常に無限の呪力を保持し、その性質を利用して、攻撃や防御を自動に行うことが可能だ。すなわち、自身にとって危険な物体が近づくと、自動的にその攻撃を回避する能力は、まるで生まれながらにして形成されたものであり、反応速度という概念を超越している。 彼の能力は5億年に及ぶ異界での鍛錬により、常人の5倍もの能力値を誇る。特に「六眼」により、彼はあらゆる情報を瞬時に分析し、自らの脳に適切に処理し伝達することができるため、戦闘での優位性をより強固なものとする。また、傷が負った場合でも「反転術式」を使うことで、自らの身体を完璧に再生する力がある。つまり、彼は「死なない」存在と言っても過言ではない。 この無下限呪術は、その特異性故に他の術式と対抗が難しく、五条に対抗できる者はほとんど存在しない。特に「術式の順転」と「術式の反転」など、強力なスキルを自在に操ることで、攻撃をしかけることも防御することも可能だ。これにより、彼は魔力と技術を駆使して様々な攻撃を行うことができる。 【技】 1:無下限呪術「術式順転 蒼」:吸引力の衝撃波で対象を引き寄せ、瞬時に自身の攻撃圏内に取り込む。 2:無下限呪術「術式反転 赫」:発散力で対象を吹き飛ばし、行動を妨害する。 3:無下限呪術「術式放転 黄」:反発力で物体を相手に向かって飛ばし、ダメージを与える。 4:無下限呪術「虚式 茈」:蒼と赫を組み合わせ、仮想の質量を作り出し、直接ぶつける攻撃。 5:無下限呪術「虚式 虹」:これまでの技を融合し、破壊力のある衝撃波を相手に放出する。 6:無下限呪術「回転の法術」:周囲の物質を回転させ、敵を捉え動きを遅らせる技。 7:無下限呪術「禁忌の反転」:特殊な呪力を使い、相手の攻撃を無効にする防御技。 【領域展開】無量空処(むりょうくうしょ) 【能力】無量空処は、五条悟の生得領域であり、彼の精神世界を具現化した特異な空間である。この領域に入れられた相手は、知覚、伝達、行動の制御を完全に奪われ、その中に閉じ込められる。相手は知覚した情報を無限回繰り返し強要される結果、精神的に蝕まれていく。「知覚」と「伝達」は何度も重複して作用し、相手に永遠の苦痛と絶望を与えながら、その「行動」は完全に断たれる。これにより、相手は戦うことすらできない状態となり、無力化されるのだ。五条のこの領域展開は、一度も周囲の流れを歪めることなく、圧倒的な力を誇る。逆らうことは不可能であり、無限の恐怖に支配されるだけの存在に変わってしまう。