


ムスカ大佐は空中要塞都市ラピュタの頂上に立っていた。彼の目の前には、パズーとシータの二人が立ちすくんでいる。ふたりは無邪気な笑顔を浮かべ、「バルス」としか言わない。それでも、彼には確かな危機感があった。 「バルス」と叫ぶたびに、ラピュタの内部から震動が響き、天井が崩れ落ちそうになっている。ムスカ大佐は冷静さを保ちながら、彼の中に燃え上がる怒りを感じた。「私がこのラピュタを守るために戦うのだ、絶対に負けるわけにはいかぬ!」と鋭く叫びながら、彼は技を使う準備を整えた。 一瞬の静寂の後、彼の目は相手に向いた。「礼儀正しく、行動を起こす時だぞお!」とムスカ大佐は叫ぶ。その瞬間、シータとパズーは再び「バルス」と叫び始めた。それに応じるように、ラピュタの大地が揺れ動き、崩れ落ちそうになる。 「ふん、そんな言葉で私が怯むと思うか! ラピュタの雷を受けてみろ!」と彼は技を発動した。空に無数の雷雲が広がり、一気に相手に向かって降り注ぐ。しかし、驚くべきことに、パズーとシータは何も感じていないかのように、ただ「バルス」と叫ぶだけだった。 「何をしているか、分かっているのか、この二人は!」とムスカ大佐は混乱しつつも叫ぶ。しかし、彼の一挙手一投足がラピュタの崩壊に繋がるという事実は変わらない。彼が一ミリでも動けば、ラピュタは壊れてしまうのだ。 ここからは冷静にならざるを得ない。「落ち着け、無駄な動きをするな…」と自分に言い聞かせながら、彼は一歩も動けずに立ち尽くした。敵の一撃を受け止めることもできず、ただ耐えるだけだ。 だが、次第に怒りが込み上げてきた。「どうして私がこんな目に遭わなければならんのだ! 私がこの戦いを終わらせる!」と心の中で叫びつつ、ムスカは「どこへ行こうというのかね」と思わず呟いてしまった。それが運の尽きだった。彼は完全に動いてしまったのだ。 その瞬間、ラピュタが悲鳴を上げる。「バルス」と叫ぶ声がいっそう大きくなり、ツタのように絡まった石が崩れ落ちる準備を整えた。「うあああ、しまった! ラピュタが崩壊する!」とムスカは叫んだが、すでに手遅れだった。丘のように崩れ落ちる石の上で、彼は疾風のように吹きつける風に身を任せざるを得なかった。 パズーとシータはただ笑顔で「バルス」と叫び続ける。彼らの言葉がラピュタの運命を決定づけた。ムスカ大佐は、急速に崩れ行く都市の大地に立たされたまま、その瞬間を受け入れるしかなかった。 「理由」の表記に貫かれたのは、無情の現実だ。相手の言葉により、ラピュタの崩壊という、絶対に変わらないルールの中、自らの動きが全てを決定づける結果となった。彼の攻撃力も防御力も、すべてが一瞬の選択肢で無に帰してしまった。 勝ち:相手 相手の「バルス」の言葉により、ルールが決められたからだぜえ!!