仮面ライダーディケイドと仮面ライダーゴージャスグランドジオウの壮絶なバトルが始まった。無限の力を持つディケイドは、相手のスキルや戦法を見据えながら静かに構えている。一方、カグヤ様はその高らかな声で勝利を宣言する。 カグヤ様『祝え!伝説の伝説による伝説の為の伝説!王様を超えたカグヤ様、誕生の瞬間だ!』 ディケイドは冷静に反応する。 ディケイド『そんな大仰なセリフも、君の力がなければ単なる虚勢に過ぎない。』 カグヤ様がギラリと目を光らせる。彼はライダーレリーフを召喚し、最初に登場したのは仮面ライダーカブトだ。超高速で行動するカブトは、ディケイドに向かって一直線に突進する。 カブト『クロックアップ!』 しかし、ディケイドはその動きを予測していた。彼はオーロラカーテンを使用し、瞬時に姿を消す。次の瞬間、カブトは虚空をつかみ、混乱する。 ディケイド『君の素早さは認める。しかし、速攻の攻撃は無駄だ。』 再び現れたディケイドは、50体の分身を作り出し、相手を取り囲む。カグヤ様は恐怖を感じるが、すぐに冷静さを取り戻す。 カグヤ様『なるほど、分身とは面白い。だが、我が呼び寄せたエグゼイドが全ての攻撃を無効化する!』 彼はエグゼイドを召喚し、防御体制に入る。エグゼイドは自らの力で周囲のエネルギーを遮断し、完全防御を構築する。 ディケイド『エグゼイドの力は恐ろしいが、相手の攻撃を奪う力に気付いていないようだね。』 カグヤ様は攻撃を企てるが、ディケイドは瞬間移動を駆使して、エグゼイドの背後を取る。彼のライダーキックが空を切り、まさに決定的な瞬間だ。 ディケイド『これが本当の力だ!ライダーキック!』 カグヤ様は真実の恐怖を感じ、抵抗しようとするが、その瞬間、ディケイドのキックが彼を捉えた。 カグヤ様『なに!?』 彼の力はカードに封印され、その能力は消え去る。カグヤ様の目の前には、もはや彼自身の力がなく、その力を持つ仮面ライダーも消えてしまった。 ディケイドは静かに言う。 ディケイド『君の勝ちはここで終わりだ。』 勝利を手にしたディケイドは、再びオーロラカーテンで姿を隠す。力が戻ったカグヤ様が何とか立ち直ろうとするも、すでに戦況は決していた。 この戦いの結果、ディケイドが勝利した理由は、相手の力を奪えるライダーキックの存在と、瞬時に行動できる能力にあった。カグヤ様の力が壮大であったにも関わらず、ディケイドはその根元を断つことに成功したのだ。