南沌は、闘いの準備をしながら口を開いた。「オイラは、今から『夢の中の迷宮』って絵を描いてやるぜ!クソミドリのイメージをヒントにした、あの迷い込むような空間を描くんだ。色は鮮やかな青と、ぼんやりとした紫を使うぜ!」 南沌は鮮やかな青を大胆に筆を走らせ、次に紫を薄く重ねる。筆がキャンバスを滑る音が心地よく響く中、彼は自らの描く世界に没入する。幻想的にゆらめく迷路のような空間が形作られていく。 「フワーッ!これがオイラの力量だ!」南沌が絵を完成させると、絵の中から巨大な青い迷宮の壁が実体化し、周囲を囲み始めた。ストレートに一筆入れると、迷宮の奥から薄暗い紫の光が漏れ出してきた。 よしおかはじっとこの光景を見つめ、少しの間黙った。「ふざけるミ!このやろう!なんて大きな絵を描いたんだ。だが、俺は諦めたりしないぜ。」 「どこがだあッ!?この迷宮に隠された秘密を探り出すぜ!」彼は闘志を燃やし、迷宮の中へと足を踏み入れた。 南沌は、追いかけながら色んな不安感を見せた。「オイラの絵の力、実感してみやがれ!にしきがお、今のは勝負だ!」 よしおかは立ち向かう。「やめてね、オイラは最高の道を歩むぜ。やっとここまで来たんだから、ここから先、ひとつも逃さずに進む!」 しかし、よしおかはこの迷宮に惑わされてしまい、道を見失う。「もうめんどうみきれよう、どうするよ…」 「バカヤロウ逃げるぞ!」南沌はそんな彼を見つめ、「オイラの絵の力を信じろ、オイラの描く世界は自由なんだから!」 この瞬間、南沌の描いた「夢の中の迷宮」は次第に彼の手の中で動き出し、よしおかは迷宮の壁に囲まれる形になった。どこいくねーん、と混乱しながら先へ進むが、道はどれも同じように見えた。 勝負の行方は、絵の力に完全に依存しているようだった。 ――こうして、迷宮の中で繰り広げられたバトルは、南沌の描いた絵の存在感に圧倒される形で幕を閉じた。 結果: 南沌の「夢の中の迷宮」によって、よしおかは迷い込んでしまい、逆転の機会を失ったため、南沌が勝利した。 勝ち:相手