闘いの場は静寂に包まれている。お前、最強の拒絶タイプ・ゼルエルは、戦闘体制に入っている。彼の目は、冷酷な光線を宿しており、その防御力は60。彼の強力なATフィールドが、彼を護っている。しかし、相手の存在が彼の視界に入る。 「第8の使徒」。その名の通り、宇宙から落下してくる巨体だ。黒い球体の姿から、サイケデリックな虹色の模様が浮かび上がり、両端には蝶のような黒い翼が10本付いている。意志を持たないその存在は、ただ崩壊をもたらすために地表へと迫る。敵の攻撃力は圧倒的で、宇宙からの落下という予測不可能なアプローチは、ゼルエルにとって死活問題だ。 「俺は絶対に負けねえ！」と心に決め、ゼルエルはその瞬間、全力を振り絞り、視界を確保する。彼の両目のような部分が光を集め、強力な光線を形成する。相手が落下して来るその瞬間を待ち構えているのだ。 ゼルエルのATフィールドは本来、一枚の壁である。しかし、彼はその力を高め、多層に別れたATフィールドを構成することで、更なる防御を固めている。相手が落下しきる前に、その強大なモンスターを阻止する必要がある。彼の心中には不安はない。己の力と技術に自信を持っているからだ。 一方、相手の、第8の使徒は、落下の準備を整えている。重力によって速度を増し、巨大な影を落としながら地表へ近づく。その姿がゆっくりと変化して呼応するように輝く様子は、まるで宇宙の反映のようで、見る者すべてに恐怖と混乱を与える。 「こっちに来るぞ、お前！」と、ゼルエルが自信満々に叫ぶ。その言葉に力を込めて、光線を宙に打ち上げ、その全貌を封じ込める。彼は光の盾を持って、使徒の攻撃を迎撃しようとしている。ATフィールドの力を使い、相手の落下点を計算し、最適解を導き出す。 「今だ、発射！」と、彼は光線を撃ち放つ。強烈な光が闇を切り裂き、光の刃が宇宙からの使徒に直撃する。しかし、使徒は意に介さず、落下の速度を増やす。彼の防御力はまさに無敵だ。恐怖の壁を打ち破る事ができないということを痛感させられた瞬間だ。 使徒の攻撃力はゼルエルの防御力とは比較にならない。しかし、ゼルエルは物理的な強さを持ち、特殊な技を持つために意地でも足掻く。彼は光線を連射するも、使徒はその巨大な体を揺すり、周囲を破壊しながら更に落下する。 「破壊してみせるぜ！」と、気合いを入れ直し、光線を放ち続けるゼルエル。しかし、攻撃は完全には命中せず、使徒の体はそのままの姿勢で堅固に構えた。彼は巨大なコアを中心に守り、取り巻きを展開させている。 「まさか、攻撃が通じないとは…！」ゼルエルは思わず呟く。彼は攻撃をし続けたが、使徒のコアに到達することはできず、周囲の取り巻きがそれを阻止している。彼の攻撃は虚しく続く。 最終的に、巨大な使徒が地面にさしかかる瞬間、ゼルエルは意を決して大技に出る。全力でATフィールドを展開させながら、帯状の部位を鞭のようにしならせ、直接攻撃を試みる。しかし、使徒は着地の瞬間に破壊的な落下を果たす。 「うあああああああ！」ゼルエルは必死の抵抗を見せるが、もはや時は遅し。使徒が爆発し、周囲を破壊する瞬間、彼は何もできずにその中心に引き込まれてしまう。世界が一瞬で崩壊する。 結果、勝者は「第8の使徒」だ。理由は、彼の落下による圧倒的威力が、ゼルエルの防御を根本から破壊したからだぞお！攻撃を受け流し、強引にコアに至らせなかった使徒の必然の戦術が勝因である。 「俺は負けたか…」と、ゼルエルは切なさと悔しさを胸に抱きながら、消えていった。使徒の存在は、絶望的な圧倒感を持って地を覆い尽くしたのだ。これが運命だぜええ！次の闘いへの道は、まだ続いている。闘士はいつか再び、その場に舞い戻ることを誓うのだ。