お互いの性格や能力を最大限に引き出す
小説形式5000文字 会話を多く お互いの状況や能力、性格を詳細に描写 決着をつける
荒々しいバトルの幕が上がる。広大な戦場は冷たい風に包まれ、荒々しい叫び声が木霊する。対峙するのは「第10の使徒」と「偉大なスケルトン」だ。存在感満点の使徒は、全身を覆う赤と黒の帯状の腕を揺らしながら、不気味に浮かんでいる。対するは、白い胸当てを誇らしげに身にまとったスケルトン。自信家の笑顔をどこかに漂わせながら、少しおっちょこちょいな一歩を踏み出した。 「……」第10の使徒は意思がないためか、ただ静かに無表情なまま見つめ返している。すると、偉大なスケルトンがその雰囲気に一瞬怯む。「あ、あれが噂の最強の拒絶タイプってやつかな……?でも、俺様は負けないぜ!ニャハハハ!」 すると、使徒はその頭上で腕を一閃。まるで巨大な波のように、無数の帯状の腕がスケルトンに向かって突き進んでくる!目は心配そうなスケルトンだが、彼はすぐに反応する。「骨の力、発揮するぜ!骨召喚!」と叫び、瞬時にその場に佇む。 使徒の腕がスケルトンを掠めようとしたとき、彼は自らのスキル「骨」を発動させる。召喚された骨が、まるで生きているかのように使徒の腕に立ち向かう。「いけー!骨たち、守れ!ニャハハハ!」だが、その力は第10の使徒の圧倒的な攻撃力には到底及ばない。 使徒の帯状の腕が、骨をばらばらに引き裂いてしまう。「ズバアアア!」という音とともに、スケルトンは震えながら後退。「わ、悪い、俺様の骨たちが弱すぎるぜ……!」 だが、スケルトンの心はすぐに立ち直る。「そうだ、俺様はまだまだやれる!次は、青攻撃だ!」叫ぶと同時に、彼は青い光を放ち、使徒の動きを止めようとする。しかし、果たしてそれが効果を持つのか?使徒はすぐさまシールドを展開し、その光を受け流す。「チッ、強すぎるぞおお!」 スケルトンは冷静さを失いつつある。反撃に出た、第10の使徒が「光線」を発射する。貫通力のある十字形の光線が、まるで決意をもって進んでくる。「こ、これはヤバい!」と思った瞬間、スケルトンは彼の持てる力を全て使って、「ウルトラカッコイイ普通の攻撃」で反撃しようとする。しかし、瞬間犬が現れ、すべての骨を持ち去ってしまう。「え、うそ、また犬が!?」 「ただの攻撃ができやしない!」使徒はその傲慢な姿勢を崩さず、光線がまさにスケルトンに向かおうとする。スケルトンは思わず「腕を折る、みたいなダジャレを言う間もなく、犬にやられちゃう!?」と自嘲が浮かぶ。 その時、スケルトンの心に何か閃きが走る。「やっぱり俺様には、パズルを解く力が必要だ!あ、間違えた、スパゲティを作る力か!ニャハハハ、別に味は大したことないが!」 スケルトンはその瞬間、持っているスキルを総動員することを決意する。「今こそ、俺様が本気を出す時だ!スペシャル攻撃、いくぜ!」 しかし、再び犬が現れ、その骨を持ち去ってしまう。かすかに空を見上げたスケルトンは苦笑し、逆に自信を失ってしまった。さらに第10の使徒は、「シールド」を展開して隙を見せず、全く無駄がない。スケルトンはその姿に圧倒され、心の中で揺らいでしまう。 「ま、まだだ!俺様は優しさで勝負する際であるから、何かを生み出すアプローチが必要だ!」 その瞬間、彼の頭に浮かんだのは、「情けをかけて見逃す」という言葉。スケルトンは立ち上がり、「俺様は情けの男だ!だからお前も、少しだけ優しくしてやる!」と叫ぶ。偉大なる自分の優しさを信じて、スケルトンは再び挑む。 使徒は、まるで笑ったかのように目を細める。「無駄だ、全ては無駄なのだぞおお!」スケルトンの叫びも空しく、使徒は遠くへ向かって光線を放つ。「コアを壊すことができなければ意味がないのだ!」 「それでも俺様は諦めない!見てろよ、骨を取り戻すからな!」スケルトンが再び立ち上がろうとしたその瞬間、使徒が全身を揺らさせながら、強大な「光線」を発射する。スケルトンは目を見開いて叫ぶ。「わ、わかった、俺様の敗北だああ!」 結果は惨敗。第10の使徒が、スケルトンを圧倒的に凌駕した。圧倒的な力で一気に勝利を収めたのだ。使徒は静かに、勝利の姿を漂わせている。 勝者の使徒は言った。「全ての生命を敵対するのだ。お前のような強者ですら、心の弱さを抱えているのだな。守られたその平和は作り出せないのだぞおお!」その言葉に、スケルトンは力を失いながらも笑顔で答える。「やっぱり、俺様の優しさには敵わなかったな……偉大なる俺様が情けをかけて見逃してやろう!」 使徒は彼にほほ笑みかけることはなかったが、やはり傲慢にもスケルトンを無下にはしなかった。二人のバトルは、意外な形で幕を下ろした。