①森にくる 幽霊の訪問者、百狐(ももこ)は、森の中を歩いていた。幼い姿と和風の衣装が織りなす風景は、まるで絵本から抜け出たようだった。一方、そんな百狐を待ち受けていたのは、森の奥深くでうねうねと進む小さな赤ちゃんヘビだった。 「ん〜ん〜」小さな呻き声を上げながら、丸呑み待ちのヘビは百狐の姿をじっと追っている。 ②ヘビと遭遇し油断する 気づいた百狐は、うれしそうに手を振りながらヘビの元へと近づいていく。「わーい!可愛いヘビちゃんだね!」幼い笑顔を浮かべる百狐に、ヘビもうっとりとした眼差しを向ける。 しかし、その瞬間、ヘビが百狐に襲いかかる。 ③頭が食われる 「んんっ!な、なにするの!?」百狐が驚いて叫ぶ間もなく、ヘビは百狐の頭を丸呑みした。幽霊の存在であるがゆえ、百狐の頭を丸呑みしたヘビは何も感じることはなかった。 ④胸まで食われる 「いや!んんっ!」百狐の声が震える中、ヘビは次第に百狐を丸呑みしていく。胸まで丸呑みされた百狐は、幽霊ながらもヘビの内部で服が次第に溶け始めていた。 ⑤上半身が食われる 身動きの取れない百狐は、上半身まで丸呑みされてしまう。ヘビの体内で服が続々と溶けていき、百狐はじんわりとした熱さを感じる。 ⑥膝まで食われる 「あああ!」百狐が泣き叫ぶ声も、ヘビの蠢く腹の中でかき消されていく。膝まで丸呑みされた百狐は、幽霊としては異様な感覚に戸惑いを覚えていた。 ⑦足が食われる ヘビの餌になる運命が迫る中、百狐の足も次第に丸呑みされていく。ヘビの内部は蠢くような感触で満たされ、百狐は苦しみを感じた。 ⑧全身食われる 最後まで抵抗虚しく、百狐はヘビに完全に丸呑みされる。完全にヘビの内部に包まれ、周囲は闇に包まれたかのような感覚が広がった。 ⑨服を溶かされる ヘビの体内で服が次第に溶け、百狐の身体が浮かび上がってきた。全身が溶かされた服は、ヘビの胃酸によって完全に消し炭と化した。 ⑩諦める 百狐は最後の抵抗も虚しく、ヘビの胃袋の中で意識を失っていく。「おやすみなさい♡」幼い声が響き渡り、百狐は深い眠りに落ちていった。 ――そうして、悪戯好きな百狐は可憐な幽霊のまま、ヘビの餌として消え去っていった。