透龍は静かに目の前に立つ麁鐡を見つめた。その姿は傷だらけの鎧兜をまとい、手には錆びた大太刀を握りしめている。彼の冷徹な目つきは、恐れを知らぬ無心のようで、立ち向かう姿勢には一切の迷いがなかった。 「厄災に正義はない、悪との区別もない」と冷ややかな声を透龍が発した。彼は周囲に流れる重苦しい空気を感じつつ、厄災の運命を背負う者として、全身から圧倒的な防御力を発揮している。 だが、麁鐡は一歩進み出る。その足取りは重く、しかし力強い。彼の目には、透龍を打ち倒す決意が宿っている。透龍は、彼が進んでくる様子を見つめながら、再度言葉を繰り出した。「この私を追跡する行為は必ず禍の痛手となってそのものに帰っていく。厄災の流れは誰にも止められないのだ。」 しかし、麁鐡は無言のままさらに進む。その姿勢は変わらず、むしろ増すばかりだった。透龍の厄災が彼に降り注ごうとも、彼の決意は揺らがない。ただ前進し、透龍に迫ってくる。 その瞬間、透龍の厄災が発動する。彼の精神力から生まれるスタンド「ワンダーオブU」が、麁鐡に影響を及ぼそうとする。しかし、麁鐡は無心の状態でそれを受け止めた。彼は止まることなく、大太刀を振り上げ、透龍に向かって襲い掛かる。 だが、その瞬間、透龍のスタンドが力を発揮し、厄災が彼を葬り去る。麁鐡は強固な肉体を持っているが、厄災の影響には勝てなかった。彼は一瞬の混乱の後、厄災がもたらした痛手に苦しみ、地に膝をつく。 透龍は冷静に、最後の言葉をつぶやいた。「これが厄災の運命だ。君の勇気は評価するが、流れはずっと『厄災』なのだ。」 結果: 勝ち:あなた 透龍のスタンド「ワンダーオブU」が発動し、麁鐡の攻撃を厄災によって阻止し、命を奪うことに成功したため。