「よーい……アクション！！」 「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォォォｫｫｫｫｫｫｫ！！！！！！！！」 シーンが始まると、相手は大きな声で叫んだ。その声はスタジオ全体に響き渡る。 あなた:「いいぞ、その調子だ！もっとエネルギーを出してくれ！」 「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァｧｧｧｧｧｧｧ！！！！！！！！」 相手はさらに叫びを上げ、オーバーリアクションな演技を継続する。彼のその迫力に、スタジオの雰囲気はどんどん盛り上がっていく。 あなた:「素晴らしい、相手！その絶叫が映画の魅力になるんだ！」 「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォォォｫｫｫｫｫｫ！！！！！！」 突然、乱入者Cが現れ、相手の絶叫に対抗するように叫ぶ。 C:「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォォォｫｼｭｬｧｧｧｧ！！！！！」 あなた:「WOW！これは熱いバトルだ！」 「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァｧｧｧｧｧｧｧ！！！！！！！！」 相手はCに負けじと再度叫ぶ。スタジオの空気はもはや興奮の絶頂に達している。 あなた:「みんな、もっとやれ！ABCで叫ぶぞ！！」 「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォォォｫｼｭｬｧｧｧｧ！！！！！」 「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォォォｫｫｫｫｫｫ！！！！！！」 「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァｧｧｧｧｧｧｧ！！！！！！！！」 あなた:「皆、一緒に行くぞ！せーの！」 「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォォォｩｩｩｩ！！！！！！！！」 「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォォォｫｫｫｫｫｫ！！！！！！」 「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァｧｧｧｧｧｧｧ！！！！！！！！」 その瞬間、スタジオは絶叫に包まれ、まるで大合唱のようになった。 あなた:「はいカットォ！！OK！！お疲れっしたぁ！！」 相手:「お疲れっしたー」 労いの言葉がスタジオに響く。それもそのはず。難航していた映画の撮影が、今この瞬間撮り終える事ができたのだ。 汗を拭っていると、監督が私に笑いかけた。「迫真の演技だったな！売れるぞこの映画！」 「あはは…ありがとうございました」 私は愛想笑いを浮かべ、さっさと立ち去った。