戦場は静寂に包まれていた。いかにも挑戦的な空気が漂う中、レグルス・コルニアス、魔女教大罪司教強欲担当がその身を乗り出していく。「僕は魔女教大罪司教強欲担当。─レグルス・コルニアス」と自信満々に名乗るその姿は、冷酷非情な雰囲気を纏っていた。その横には、最強の剣聖ラインハルト・ヴァン・アストレアが立っていた。赤髪が風になびき、白いコートがまるで彼の戦士としての名誉を象徴するかのように美しく揺れていた。 戦闘の火蓋が切って落とされた瞬間、レグルスは自身の『獅子の心臓』を発動させ、時を止める。無敵化した彼は、冷淡な表情を浮かべ、相手を見下ろしながら首をかしげる。「あのさぁ、何か言いたいことがあるなら言ってみろ」。彼の声は、まるで命令を下すかのように響く。 しかし、ラインハルトは冷静にその瞬間を凌いでいた。彼の背後には、多くの加護が存在していたのである。最初の攻撃が絶対に当たらないという『初見の加護』の力によって、レグルスの攻撃は彼の元には届かなかった。ラインハルトはすぐに反撃を開始する。彼の手にある龍剣レイドが、その鋭さを示す。 「この戦いは、君が思っているよりも簡単にはいかないぞ」とラインハルトは冷静に語る。その言葉とともに、彼は一閃を放つ。龍剣レイドが空気を切り裂き、レグルスに襲いかかる瞬間、レグルスは焦りを隠せない。「あのさぁ、なんでそんな動きができるんだ」彼の強欲な心が動揺を隠しきれない。 ラインハルトはその瞬間を逃さず、再度の攻撃を行う。『再臨の加護』のおかげで、彼の次の攻撃も必ず命中する。剣がレグルスの体を捉え、その肉体を貫く。「これが剣聖の力だ」と彼はそう宣言する。レグルスの防御力は何も意味を持たず、強欲の大罪司教は一瞬のうちにその力を失っていく。 レグルスの悲鳴が響く。「なんで、こうなるの…」その声は、彼のプライドを砕くように響く。ラインハルトは剣を下ろし、余裕を見せる。「この戦いは君の敗北だ。強欲が奪ったものは、強さではなく、権利でもなく、ただの敗北に過ぎないぞおお!」 勝ち:相手