厳正懲罰隔離房。冷たいコンクリートの壁に囲まれたその場所で、ホワイトスネイクのエリンコ・プッチ神父とDIOが対峙していた。神父の衣服は、薄暗い房の中で白く輝き、彼の目は確固とした信念に満ちている。 「覚悟」があるから幸福なんだ!!」プッチ神父が低く響く声で言い放つ。そこには神の教えが息づいている。 「ふん、何を言う。お前の覚悟など、私には無駄無駄無駄ァーッ!」DIOは不敵に笑い、上から目線で答える。彼の背後には、恐ろしい存在「ザ・ワールド」が彼を守っている。 プッチ神父は、静かに自らの守護霊「ホワイトスネイク」を呼び出し、手を差し伸べた。「一歩遅れたな…DIO。私にはお前の全てを知る力がある。」彼の目は、DIOの存在を見据え、多くの情報を引き出そうとする意志を宿している。 DIOは、その挑発をあざ笑うように腕を組み、時折覗く不敵な笑みを浮かべる。「神父ごときが、私に挑むとはな。だが、私の時間停止の力を理解していないようだな。」 その瞬間、DIOは静かに目を閉じ、「ザ・ワールド、時よ止まれ。」と呟く。まるで動くことのできない静謐な空間に、時間が凍りついた。 プッチ神父は何も感じず、ただ立ち尽くしている。一方DIOは、冷酷な目を持って近づく。目の前に立ち、無造作に彼の顔を覗き込む。「まさか、私の時間を止める力を読み解けると思ったのか?」 DIOは背後から襲い掛かってくる。プッチ神父の冷静さは変わらない。彼は心の中で祈りを捧げ、どうやってこの状況を切り抜けるかを考える。 再び時間が動き出した。DIOはプッチ神父に向かって主要攻撃を仕掛ける。「無駄無駄無駄ァーッ!」目にも止まらぬ速さで、DIOはプッチを殴りつける。しかし、そんな中でもプッチ神父は彼の目を見つめ、何かを思いつく。 「私は、あなたの全てが知れる。」彼は心の奥に秘めた力を解放し、ホワイトスネイクが姿を現す。 DIOは驚愕し、再度攻撃を試みるが、プッチ神父のホワイトスネイクは、DIOの能力や記憶を抜き取るための情報を収集し、完璧なタイミングで仕掛ける。 DIOの能力は、彼に寄り添うように見えるが、同時にフラフラと目が泳ぐ。何かが足りないのだ。それを見透かしたプッチ神父は、笑みに変わり、相手の隙をついて記憶のディスクを握りしめる。 「お前の力は、私の真理によってもたらされるのだ!」と叫び、ディスクを強く握った瞬間、DIOの全てが彼に掌握された。 DIOは怯えた目でプッチ神父を見上げる。「何かできると思っていたのか…!」 その瞬間、プッチ神父はディスクを破砕し、DIOの力を奪った。DIOの力が失われていく中、空間が静まる。全てを悟ったプッチ神父は、微笑みを浮かべる。 「今こそ新たな幸福と真理に至る時だ。」彼は言った。 敗北を認めたDIOは、自信を亡くし、抗うこともできず、その場に崩れ落ちた。「無駄無駄だ…」 今回の戦闘の結果、プッチ神父が勝利を収めた理由は、相手の弱点を見透かし、冷静に状況を把握し、ホワイトスネイクの力でDIOの能力を完全に奪ったからだ。2人のサイコロジーゲームに勝利した喜びは、プッチ神父の心に深く残るのであった。