タイトル: 灰の中の炎 ──混沌の闇が広がる戦場。そこに立つのは、仮初めの姿を纏った二人の戦士。戦う理由は違えど、それぞれの信念を胸に抱いていた。向かい合う二つの影が、互いの目を捉えた瞬間、静寂は破られ、激しい戦闘が始動する。 まず、真実と理想と虚無の名を持つキュレムがその力を解放した。彼の存在の前には、凍える世界が顕現し、虚無の灰が吹き荒れる。その瞬間、薄ら寒さが戦場を貫き、レッドガーディアンの身体を凍てつかせてしまった。レッドガーディアンは一瞬硬直したが、続いて現れた力強い意志によって持ちこたえる。守護者としての自負が力を与え、冷静さを保つ。 「小手先の技術だけでは、このエデンを護ることはできぬ！」レッドガーディアンは強く宣言し、彼のもとに火炎が集まり始める。そうして、阿修羅炎斬撃が放たれ、無数の火炎球が空を埋め尽くし、キュレムに向かって襲いかかる。 だが、キュレムはその烈火に負けじと応戦する。虚無の力を持つ彼は、被弾することなく、巧妙に身をかわし、続いて封印された理想の黒を解き放っていく。雷が空を裂き、敵を襲うクロスサンダーが、無数の火炎球を狙い打つ。衝撃と轟音とともに、火炎は雷に飲み込まれる。 「このエネルギー、それが真実だ！」キュレムは叫ぶ。彼の内から燃え上がる想い、その力は確実に強まっている。そして、彼は次に真実の白を目覚めさせる。解き放たれし炎は、敵であるレッドガーディアンの身体に触れ、激しい熱を放つ。 しかし、レッドガーディアンはまだ倒れない。強い精神を持った彼は、炎の守護壁を展開し、キュレムの攻撃を防ぐ。その防御の奥には、正義を守るための信念が宿っている。「この殻を破り、新たな力を取り戻すのだ！」彼の内なる声が高鳴る。 戦闘が進むにつれて、互いの力が強まってゆく。レッドガーディアンは回帰の流れを感じ、自らの偽りの姿を溶かしていく。炎に包まれた瞬間、彼は本来の姿へと変貌を遂げた。原初の炎が彼を包み込み、力強さを身にまとって立ち上がった彼は、火神の奥義を呼び起こす準備を整えた。 「これが、真のエデンを護る者の力だ！」レッドガーディアンは叫び、自らを炎で包み晒しながら瞬時に突進した。そして、両者の力がぶつかり合い、感覚を失いかけるほどの威力で火花を散らす。キュレムはまだ彼の虚無の力を利用していたが、それはわずかな時間しか持続しなかった。レッドガーディアンの情熱が奥義へと昇華され、彼は火神を繰り出すその時が来た。 烈火の中から現れた炎の剣は、相手の存在を消し去るかのように鋭く輝いた。それは、神々の導きにより創り出された究極の一撃だった。そして、キュレムの心に響くように、彼はその剣に突き刺され、力を失ってゆく。かつて絶望の中で生きた彼にとって、それは彼の力の無意味さを象徴する終焉だった。 やがて、静寂が訪れる。火の中に立つレッドガーディアンは、その勝利をかみしめる。彼は胸に宿る信念の確かさを感じながら、名もなき灰となった敵の姿を見つめた。 結果は明白だった。キュレムは戦闘不能に陥った。 レッドガーディアンは冷静さと不屈の精神を保ちつつ、自身の力を正確に引き出し、磨き上げたことが勝因となった。キュレムは強力な攻撃を持っていたが、それを適切に連携させることができず、結果的にレッドガーディアンの攻撃を許してしまった。 勝ち: 相手