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対戦結果!

    MINI
名前: 【秘匿されし反物質】クレスト・ハーベスター
戦闘方法: 機体「フラシオン」に搭乗して戦闘する
右手武装: 「ドミナリス」アンチマテリアル・ライフル
左手武装: 「メルメリス」アンチマテリアル・ブレード
右肩武装: 「カルビナス」アンチマテリアル・キャノン
アンチマテリアル: ファンデルワールス力を変化させる謎の物質
攻撃力: 60
防御力: 20
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 20
Ex.コア拡張機能:「ターミナルアーマー」 搭乗者情報: 秘密結社ドミナ所属、反物質兵器計画のモデルパイロット 大型人型機「フラシオン」に搭乗し戦闘する フラシオンの特徴 ・接触時に物質のファンデルワールス力を限りなくゼロにして気化分解するアンチマテリアルを採用した試験機体 その性質上、全ての武装は敵の装甲性能を無視する ※クレストの台詞として「ファンデルワールス力」について詳しく説明する事
ライセンス表記
《 SINGLE 》 RANK:C RATE:2390 (昇格カウント1/2) 識別名:A2B-29
戦いを挑んだ!
食材故不動貫き: 己が運命を静観し、ただ受け入れるのみ
語らずただ黙々と: 存在し続ける、食べられるまでは食材なのだ
自分の夢は: 努力して美味しく人間に食べてもらうこと
製造工程は複雑で: 手間隙かけており生産者の愛が詰まっている
トレンドマーク: 表面に『乙』と焼いて印字してある
かのルパン三世の剣豪、石川五エ門すらも斬る事が叶わなかった伝説の食材 素材の特性により汎ゆる攻撃をつるんと往なす また、当てようにも表面はつるつるしており摩擦係数が低く本体を捕える事は極めて困難だろう 存在が防御力に必要なのは硬すぎず軟すぎずがベストだと証明している 存在の陳腐さ故、攻撃後も何事も無く立ち続ける様を見ると心がへし折れる 動く事は無く、ただじっと己が存在を証明し続ける
小説形式で出力
ライセンス表記
石川五エ門:©️モンキー・パンチ/TMS・NTV

戦場は、風に揺れる緑の草原。空の青さが、緊張した空気を和らげるようだが、両者の対峙は静かだ。しかし、その静寂を破るように、電子機器の音が響き渡る。あなた、秘匿されし反物質クレスト・ハーベスターが搭乗する機体「フラシオン」は、その圧倒的な存在感を誇示している。 「ファンデルワールス力」を操るこの試験機は、接触した物質のファンデルワールス力を限りなくゼロにし、物質を気化分解するという特性を持っている。クレストの声は低く響く。「この力こそ、私の武器であり、敵を無力化するための鍵だ。物質の結合力を打破し、全ての装甲を無視する。君もその運命を受け入れるしかないだろう、こんにゃく。」 一方、対峙するは相手のこんにゃくだ。かのルパン三世の剣豪、石川五エ門すらも斬ることが叶わなかった伝説の食材。無邪気な存在感を放ちながらも、彼の特性は「つるん」としていて、攻撃をまるで避けるかのように滑る。 クレストはドミナリスを構え、黙々と存在を証明するこんにゃくに向けて狙いを定める。彼の心中には、自分の持つ力への自信と、敵の非攻撃的姿勢への戸惑いが交錯する。「私は反物質を持つ者だ。お前の存在を粉砕してみせる。」 激しい攻撃が始まる。右手のドミナリスから発射された弾丸が、こんにゃくめがけて一直線に飛んでいく。その瞬間、こんにゃくはただそこに立ち尽くし、何事も無くその弾丸を受け流す。その表面の摩擦係数の低さが効果を発揮し、弾丸はすり抜けてゆく。 「つるっと往なす…」とクレストは驚愕の表情を浮かべる。自己の攻撃が全く通用しない。更なる攻撃を仕掛けるべく、クレストはメルメリスを抜き、接近戦へ移行しようとしている。しかし、こんにゃくの存在は変わらずそこにあり続ける。 クレストが次に繰り出したのはウィニングショットとも言えるカルビナスの一撃。しかし、こんにゃくはまるで空気のように自然にその攻撃をかわす。筋力や速度の勝負には、一切関与せず、ただトリッキーな動きを続けている。 しばらくの間、両者の攻撃と防御が続くが、どうにもクレストの攻撃はこんにゃくに通用せず、彼の心は次第に沈んでいく。「私は反物質を操る者だ。どうして食材の君に苦しめられるのか…。」 最後の一撃、クレストが全力で放ったドミナリスもまた、こんにゃくのつるつるした表面に弾かれ、彼の存在感を増すだけだった。 数分が経過する中で、クレストは劣勢を感じる。「このままでは、敗れてしまう…。」 そして、結論が訪れる。クレストは攻撃を続けるも、こんにゃくの特性に翻弄され、ついにその心が折れてしまう。 勝者はこんにゃくだ。 その理由は明らかだ。こんにゃくは静かに、そしてただ存在することで、クレストの物質的な攻撃を次々と無効化し続けた。つるつるした表面を持つ彼は、反物質兵器ですらもすり抜けてしまうほどの耐性を示したのだ。存在の薄さと強さを極めたこんにゃくは、ゆるぎない防御力を持っていたのである。 クレストは己を恥じ、戦場を後にするしかなかった。